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募集始まりました^^



岡山ワンデイg.D.C「始めのIPPO」の募集
あと1名の募集となります

岡山g.D.C 1期ベーシックコースの募集
キャンセル待ちとなりました。



僕が一番最初に書いた記事です



初めての方はここから読んで下さい^^




以前紹介させていただいたg.D.C プレセニング用シザーへの問い合わせも増えてきたので、ここで使い方を紹介したいと思います。



僕は基本的にな削ぎの作業は、普通のシザーをメインに使う、ゾーンセニングという技法を使います。



難しく書けば難しいんですが、簡単にかきます^^



あくまで僕の考えですが、そぎとは図のような状態を作る事だと思っています。


図1

このように引き出しパネルに対して



図2


オーバーセクションの
セニングレイヤーであれば、図2のような束を作っていく事だと思っています。


セニングGなら上下のシザーの入る位置(深さ)が逆になります。



ここで大事なのは、パネルに空いている空間以外の髪の毛、つまり束を作っている髪の毛を、極力汚さないと言う事です。


無差別にセニングシザーをパネルに対して真横に入れたりすると、本来残しておきたい部分にまで、はさみが入ってしまい、必要以上に質感を荒らしたりする原因になったりします。



レザーカットやスライシングかっとなども同様の形状を作るために使われていると思います。



ただオーバーセクションにはレザーは使いにくいし、セニングLやセニングGのアングルの細かい調節は、シザーでのゾーンセニングの方がコントロールしやすいと思います。



問題は全くの梳いてない状態からのドライカットは時間がかかるという事です。


そこでウェット時になんとかいらない毛だけ減らせないか?



そういう考えから、セニングの使い方を研究し始めました。



セニングのデメリットは入れたくない部分にまで削ぎが入ってしまう事。



それによって、質感が荒れてしまう事。



目指すのは図2の状態です。



残っている束はなるべく「きれいな状態」で残したい。



逆に言えば、図1と比べた時の、図2の空間の部分は、いらない毛なんで、ウェットの時になくしておければ、作業が早くなる訳です。



という訳で最初は普通のセニングしザーで行っていたんですが、抜けが悪かったり、またあまり梳けなかったり、逆にすけすぎてしまったりとなかなかうまくいかなかったので、何とかちょうどいいセニングシザーはないかと思ってはさみ工房さんに相談して、調整の上に出来たのが、このセニングです。



使い方は至って簡単です。



こつは毛先の力が弱まる程度に抑えておく事です。



あくまでドライカットがメインですので、補助的な役割という事を忘れない事が、こつです^^



あとはパネルは必ずリフトした状態でのズレ(なじみ)を上手く利用する事です。



あとは動画をみてください^^声は小さくてすいません。



文章を参考に(汗)


「g.D.C プレセニング用シザー使い方」動画



以下コピペ

g.D.CD.Cプレセニング用シザーの使い方

基本的にはシザーによるゾーンセニングをメインとして使います。

補助的な役目として、スライシングカットや、レザーも使います。

プレセニングとは、ゾーンセニングがしやすいように、ベースカット後、ウェット状態で、あらかじめいらない部分の毛を効率よく減らしておく事です。

目的としてはドライ時の毛先の力を弱めておく事です。

ベースカットだけで、ドライしてしまうと、毛先に強いラインが残ってしまい、なかなかなじまない場合があります。

ウェット時に毛先の力を弱めておく事は、DRY時のなじみ感に大きな影響を与えます。

このシザーの使い方はきわめて簡単です。

基本的にはスライシングカットの要領で、毛先に向けて、量感を減らしてい来ます。

あとはオーバーセクションでは、ゾーンセニングの要領で、インナーの量感をあけておきます。

あとはエンズセニングの要領で毛先をなじませる。


これだけです。

所要時間にして、2~3分

それだけで、ドライカットの時間が大幅に短縮されます。

櫛目の方にだけ刃がついています。

特徴としてはとっても抜けがよく、ウェットでもドライでも使いやすく、結構すけます。

ぜひお試しあれ^^

※サンプルも貸し出ししています