このブログは美容師に向けた、カットについてのブログです。
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僕が一番最初に書いた記事です↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
 

カットは右手で切る!


初めての方はここから読んで下さい^^


 

久しぶりの更新です。

 

 

最近思うことがあり、「ウェイト」についてちょっと書いてみようと思います。

 

 

カットでスタイルを作る時に、ウェイトをどの辺にしようか?

 

 

とか、考えて切り始めたりしますよね。

 

 

カットのトレーニングを指導していると、このウェイトをコントロールすることが難しいという様な声を聞いたりもします。

 

 

でも実際はウェイトをコントロールする事は、それほど難しいとは思わないのです。

 

 

まずは少し整理して見たいと思います。

 

 

ウェイトとはどこで作られているのか?

 

 

まずここを考えてみることが必要です。

 

 

カットで作る「ウェイト」はズバリ言ってしまえば、ミドルセクションで作られる事が殆どです。

 

 

つまり、ミドルセクションの『長さ』と、『アングル』を変える事で、ウェイトが変わると言えるかと思います。

 

 

例えばグラボブなら

 

 

ミドルのGのアングルが浅くなれば、ウェイトは上がります。

 

 

深くなればウェイトは下がっていきます。

 

 

同じ角度のGであれば

 

 

ミドルの長さが短くなればウェイトが上がり

 

 

長くなればウェイトが下がります。

 

 

つまり、ミドルのウェイトを決める部分を早い段階で切って確認しながら進める事が、ウェイトを操作しながらカットをする事に繋がると思います。

 

 

ただ、問題はそこではない!

 

 

と思うんです。

 

 

ウェイトをコントロールが難しと感じている段階のスタイリスト

 

 

という事で話を進めると

 

 

骨格に対してGのアングルをこれくらいにしたら!?

 

 

ウェイトのバランスは!?

 

 

レングスに対してのベストなウェイトは!?

 

 

とかね、イマイチわからないんじゃないかと

 

 

それに頭で考えて理解しても、その通りに手が動かない事が多い訳です。

 

 

結局は、上記の事を理解しても、思う様にウェイトをコントロールが出来ない人はある段階では多い。

 

 

ちょっと視点を変えてみましょうか^^

 

 

たとば野球(野球を知らない人すいません^^;)

 

 

ほとんど野球の経験のない人に、変化球の打ち方教えて、フォームを指導しても、簡単にフォークボールを打ち返す事は出来ないと思うのです。

 

 

ましてや、フォークボル投げてみろとか言われても、僕も投げれませんし、ストライクにコントロールなど、無理です^^;

 

 

それならと、コントロールするためのコツみたいなものを教わったとしても、いかんせん経験のない人には、その言われた事を実践するための体力がない。

 

 

体ができていないわけです。

 

 

でもその人が、半年くらい毎日の様にフォークを投げるために必要なトレーニングを続けていけば、きっと投げられる日が来るでしょう。

 

 

毎日フォークボール打つ練習していけば、打てるようになる日が来るでしょう。

 

 

ここで大事な事は、いかにフォークを打つ(投げる)ための、方法論ではなくて

 

 

半年間ちゃんと基礎体力をつけるためのトレーニングをしたかどうかが大事だと思うのです。

 

 

コントロールするために必要な体力がついてくると、今まで理解できなかった事が、す〜っと頭に入ってきたります。

 

 

言われた事が、身体で理解出来る様になる。

 

 

ここでカットの『ウェイト』に話を戻しますが

 

 

最初に答えを書いた様に、ミドルを短くすればウェイトは上がり、長くすれば下がります。

 

 

ミドルの部分のアングルを深く切ればウェイトは下がり、浅く切ればウェイトは上がります。

 

 

 

ウェイトの操作は、言っちゃえばこれだけなんですw

 

 

 

でもこれがス〜っと入ってくるかどうかは、ウェイトコントロールをするために必要な体力が備わってるかどうかで変わって来るという事

 

 

そういう基礎的なトレーニングをつんでいるかどうか

 

 

普段からそういう仕事をしているかどうか

 

 

そういう事で変わってくると思うんですね。

 

 

ベーシックで学ぶ事とはそういう位置付けだと思っています。

 

 

丁度、昨日の火曜日に横浜での23期ベーシッククラスがありました。

 

 

レイヤードボブというベーシックスタイルを切りました。

 

 

なかなかムズイやつです^^

 

 

みんな苦戦していました

 

 

しばらく、何台か同じスタイルを切って、ウィッグと向き合ってもらいます。

 

 

しんどいと思う事もあるでしょう。

 

 

でもこの時間は、後々自由二ウェイトをコントロールするための、まず一つの基準値を自分の中に植え付けるためのトレーニングと思いってください。

 

 

どうこの時間を活用するか?

 

 

受講生一人一人環境も違うと思います。

 

 

時間の使い方など、みんな違うでしょう。

 

 

でも確実に言える事は、この時間を有効に活用できた人が

 

 

カットの面白さを、さらに感じれるはずです^^

 

 

皆さん頑張ってください^^

 

 

横浜24期と、大阪7期の募集を近々開始する予定です。

 

 

興味ある方は是非^^