このブログは美容師に向けた、カットについてのブログです。
カットが上手くなりたい
でもなかなか上達しない
そういう人に読んでもらえると、きっと何かの役に立つんじゃないかなぁって思って書いてます。
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僕が一番最初に書いた記事です↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
カットは右手で切る!
初めての方はここから読んで下さい^^
お久しぶりです吉田です。
更新はなかったですが、g.D.C の講習は相も変わらず、定期的に行っています。
昨日も一昨日も講習だったんですが、最近教えていて感じることを少し書きたいと思います。
僕はかれこれ13~4年にわたって外部への講習をしてきています。
世の中10年も経てば色々変わりますね。
最初に使っていたSNSもmixiからfacebookに変わり、twitter、インスタと世の中の傾向も変わって来ています。
g.D.C を受講される人はどうだろうと、思い返してみる
不思議と13年経っても、あまり変わらない部分を感じて、久しぶりに記事を書こうと思いました。
昨日のbasicを教えている時にも感じたのですが
課題を上手く切れない人達に共有してる傾向があり
それが13年間やって来て、やっぱり変わらないなぁと。
だから、その部分を修正出来れば、カットはちゃんと切れるようになります。
いくつかあるのですが、その中でひとつ、昨日思った事は
【左手】
左手の使い方が上手くない人が多いなぁって事
「おいおい右手じゃないのかよ!」ってツッコミ入りそうですけどw
僕ちゃんと、過去記事でも左手の重要性も説いてますからね^^
この写真を見てください。
ワンレングスを切るときの左手です
これが出来てる人はカットラインが綺麗に出てきます。
一方こちらは同じカットラインを、違う持ち方で持ってる写真です
ガタガタに見えますね
上の写真と同じウィッグ、同じカットラインです。
上の写真の左手は髪の毛が落ちる位置で自然な状態で持たれています。
髪の毛がこの状態で切れてる場合、当たり前ですが、切った時のカットラインがそのまま出てきます。
この当たり前が、結構出来ない訳です。
一方下の写真は、切りやすい様に左手の指でパネルをめくる様に持っています。
加えて左手に必要以上の力が加わっています。
そうすると指の中で髪のが不自然に動いてしまい、こう言う状態になってしまいます。
ガタガタに見えるカットラインは、自然に落ちる位置で綺麗に切られているはずのラインです。
もし、この状態でシザーをいれたら、自然に下ろした時にどうなるか。。。。。
この違いだけで仕上がりは大きな違いになりますが
「自然な状態で、力を抜いて持つ」これが出来ない人が結構多い。
全ての人がまったく同じではないにしても、綺麗にカットをする人は
左手の力がある程度抜けて、自然な状態で髪をもててる人が多いです。
カットがうまく行かない原因って、こん事だったりするんです。
こういう事も、ちゃんとした指導の元、本人が本気で取り組んでくれれば、誰でも出来るようになります。
誰でも簡単にとは書かないよ。
簡単にいかない人も多いし、見る方も真剣に取り組まないといけないし。
でも、真剣に取り組んで努力し続ける事で、時間はかかっても、誰でも出来る様になります。
今回はワンレングスですが、他のスタイルでも一緒で
左手の指の使い方だけでも、かなりカットは変わります。
全然出来てなかった受講生の方に、指使いを指導して
自分が切ったカットラインにびっくりする事とか良くあります。
それくらい変わるので、真剣に取り組む価値がある事です。
今basic受けてくれてる人達は、今掴みかけてるものを、体に覚えさせるために、自分に必要な反復を必要な回数重ねてくださいね^^
「切り上がったワンレングス」
PS
このウィッグめっちゃ生えぐせ強くて、切りにくかったですw
それでもこれくらいのラインがでてくれてるのは、シェープと、左手と、まっすぐ切るための右手がちゃんと仕事してるからです。
だから右手も左手も大事なんですね^^