3/7公開『ソロモンの偽証 前篇/事件』これはただ事ではない。 | Go!Go!MSC

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ミッドランドスクエアシネマのスタッフブログです♪

20数年前・・・ブログ部長・小澤が初々しい中学生だった頃・・・


中学の体育館で事件が起きた。


所属してた部活で使用していたスペースから


アメちゃんのゴミが出てきたのだ・・・。




『アメちゃん事件キャンディー




・・・それを見つけたのは顧問の先生。


当時、学校でアメちゃんを食べるのは重罪だった・・・


部員が全員呼び出され、ヒステリックに説教され、犯人探しが始まった。


名乗り出る者はなかった。



結局、連帯責任を取らされることに。


部活の時間中、全員でずーーーっとランニングDASH!


1日目、2日目、3日目・・・


先生に謝罪をするまで許されなかった。


私は、これっぽちも謝罪する気はなかった。


「食べてへんのに!なんであやまらなあかんの!なんで信じてくれやんの??」

※三重弁


心で叫んだ。



しかし・・・


部員は、一人、また一人、ランニングから消えていった・・・


いつの間にか、先生に謝罪していたのだ。


私は罪を犯してないのに謝る行為が理解できなかった。


最後の一人になるまで走った。


最終、部員の一人が「先生が、もういいってよ。」と伝えてきた。


悔しかった。


先生はそれ以来、私の目を見て話してくれなくなった。


悔しかった。



結局犯人は見つからず『アメちゃん事件』は未解決のまま終わった。




そんな、小っちゃい事件・・・と思うかもしれない。


でも、アメちゃんを見るたび、食べるたび、私は未だに思い出してしまう。




そんなちっちゃい『アメちゃん事件』から、私も大人になりました。


今の私なら・・・・

速攻、謝ってるなにひひ




とはいえ、あん時の自分、嫌いじゃなかったな・・・


そんなこんなを思い出させてくれた、


心えぐる、心ふるえる、心乱れる、心洗われる、衝撃的な映画に出会いました。音譜


『ソロモンの偽証 前篇・事件』


(C)2015「ソロモンの偽証」製作委員会




あの!ベストセラー作家・宮部みゆきさん





記録的な大雪が降ったクリスマスの朝・・・ 


雪の校庭に転落死した男子生徒・・・




彼は、自殺か、他殺か・・・


いったい彼はに何があったのか、彼はどんな人物だったのか・・・


警察は自殺と断定。


しかし、匿名の告発状が、校長、そしてクラス委員・藤野涼子の元に届く。


・・・・犯人は〇〇〇〇だ・・・・・


大人たちは犯人を名指しした告発状を隠そうとする。


告発状の差出人がわからないまま、マスコミまでもが動き出す。



みんな、彼の死に疑問を持ち始める


藤野涼子は、自殺で片付けようとする大人たちの言動に納得できない。



そして、自分たちの手で“真実を”見つけようとある決断をする!





劇中の子供たちの救いの見えない痛み、苦しみ、哀しみが


観る者の心をを巻き込む。



彼らを心から救い出す術は無いのか?


大人の責任てなんだ?


今一度、考えて観ようと思う。




これはもう、


間違いなく、問題作


間違いなく、観たことを後悔させない


間違いなく、後篇/裁判 が心待ちになる


みなさまの傍聴 目 を心ラブラブよりお待ちいたしております。