丁度20年前の4月20日、"The Battle of The Ages!"と銘打たれた一戦がありましたね。
もう20年も前か…。結構鮮明に覚えてるなぁ…。
奇しくも…先日書いたダグラスがタイソンに番狂わせで勝利し…その初防衛戦で、
見事な右カウンター一閃!元クルーザー級統一王者だったホリフィールドは、
無敗のままヘビー級を制覇、その初防衛戦が、ビッグジョージこと、
ジョージ・フォアマンだったんですねぇ!当時ホリフィールドは28歳、フォアマンは42歳!
ジェームス・スレーターさんの記事です。
【以下ニュアンス訳】
丁度20年前の今日、ヘビー級伝説王者、イベンダー・ホリフィールドとジョージ・フォアマンが統一世界ヘビー級王座をかけてアトランティックシティで戦った。ホリフィールドは28歳の王者、フォアマンは42歳のチャレンジャーだった。
試合前、ハードコアなフォアマンのファンでさえも肩身の狭い思いをしていただろう。元王者のフォアマンが当時の王者ホリフィールドに勝てると思っていたのは殆どいなかったのではないだろうか。当時69勝2敗、1987年復帰後から数えると24勝23KO無敗のビッグジョージは当時25戦全勝の王者に対して、圧倒的なアンダードッグだった。フォアマンが年齢はただの数字であるということを証明する為に戦い、そして若かった"The Real Deal"ホリフィールドには年齢を重ねた人達を尊敬するべきだと教えたいと試合前に語っている。ホリフィールドは、次の様に語っている。
『誰かが倒れることになるでしょうね。倒れる人の名前は、ジョージ・フォアマンですが。』
結果、フォアマンが倒れることはなかった。フォアマンが見せた頑張りは本当に素晴らしかったのだ。エキサイティングな試合中、何度効かされたことか。3R、7R、9R、打たれながらも耐え抜いて見せたのだ。5R、7R、そして10Rには果敢に反撃し大観衆を沸かせた。
英国スカイスポーツのコメンテーター、コリン・ハート:
『我々の様な太った中年に、フォアマンは本当に多くの勇気を与えてくれたよ。』
勿論、太った中年の気分を良くしただけではなく、世界中の中年達を誇らしい想いにさせたのだ。12R終了後の判定は、ホリフィールドのユナニマスデシジョンでの判定勝ちではあったが、フォアマンが見せた勇気、タフネス、努力、想い、信念は素晴らしかった。
あれから4年後に、フォアマンは当時無敗の王者、マイケル・ムーラーをKOで下し、ヘビー級王者に返り咲くという歴史を作ったのだが、不思議なことに、ホリフィールド戦が一番印象深い。
どちらにせよ、"Big"ジョージ・フォアマンは真の生ける伝説だ。勿論、ホリフィールドもそうだ。しかし…あれから20年経った今、48歳にしてホリフィールドが現役を続けているとは、誰が想像しただろうか。
以上
HIGHLIGHT!
チャオ♪♪