ベルトループリペアと底辺職ランキング
GOEMON-タローです。
底辺職ランキングなんてことが炎上したそうな…（笑）
どれも必要な仕事だ!!と怒り心頭な人々が続出
でも、自分じゃやりたがらないんじゃないの？ と捻くれ者の私は勘ぐってしまうのだけど、もっと悲しい事が「洋服のお直し屋」はそんなランキングにも入れてもらえない程、周知されていない。
縫い物が好きな人なら誰でも出来ると思われていそうだし、パンツ（ズボン）を購入すると裾上げを無料でやってくれるお店もあるもんだから裾上げなんて無料で出来る様な事だと思われていそう。
この辺りについてを書くと、まぁ～炎上しそうだからこの辺りの事は今度YouTubeででも話してプチ炎上させてみましょうかね（笑）
さて今日はベルトループのリペアの紹介です。
いつの間にか千切れそうになっているのがベルトループ。
今回ご依頼されたお客さんのジーンズには既に手縫いでのリペアが入っておりました。
リペア前
千切れた所を手縫いでグルグル縫っておりますが、短くなっちゃってますよね。これでは入らないベルトもありますね。
という事でリペアしますが、先ずは手縫いの糸を除去します。
思っているほど大したことの無いダメージで良かった。
次にベルトループの縫製を全て外します。
後は足りない生地の部分に横糸と接着芯で生地を作るようなイメージで直して、再び織り込んでステッチを入れるとこんな感じに
GOEMONで設備しているカバーステッチミシンはTシャツの裾上げ等に使用する様のミシンなので、デニム生地には不向き
って事でハンドステッチを入れてなんちゃってカバーステッチを再現？
普段はここまでやりませんが、今回は高額なリペア依頼であったことと私に時間的余裕があったので。
まぁやらなくても良い作業ですね。
後はカンヌキミシンで縫い付けて完成
今回の様に直すとなると2750円掛かります。
古着から取り外したモノや新品のループに交換する場合は１箇所550円で交換可能です。
オリジナルにこだわりたい方は直して、どうせTシャツ等で隠れて見えないし…って方は交換で良いかと思います。
ベルトループ1本が切れるだけで、随分と穿き辛くなりますよね。
普段何気なく使っているものが使えなくなる不便さ。当たり前の事が出来なくなって、存在の偉大さを・・・って、そこまででは無いですかね（笑）
まぁお困りの方はお気軽にご相談くださいなー
それでは、また。
あ!以前、YouTubeでベルトループの直し方って動画を制作していたので、興味のある方は是非どうぞ～
お気に入りの衣類をリペアしながら長く愛用する事は
持続可能（サステナブル）な消費への1つの答えです。
環境に配慮しつつ、気持ちよくファッションを楽しみましょう!!
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