11月23日マチネ公演を
観劇してまいりました。



素晴らしかったです。

私、森田剛出演舞台のなかで
一番泣きました。
号泣というか
気付いたら
目から涙がポロポロ落ちていました。


私は五人の子供の母ですので
母として感情移入してしまったら、
ダメです。

辛くて苦しくて
でもそういう時こそ
笑いたくなる子供っている。

だけど、だけど、
あの仕打ちはないわ。

ネタバレなので
書けませんけど

時代のせいとはいえ
戦争のせいとはいえ
あんなことがあったら
気が狂ってしまう。

だからこそ、
ご主人が
ああいう形で
存在しているのでしょうね。


そして、そして
森田剛が本当に素晴らしかった。


あんなにコンサートで
どこにいてもすぐに
目が向くオーラを放っているのに
今回の群像劇では
『ただそこに居た』

ジャニーズの子たちが
主演以外はなかなか難しいのは
集客の面もあるだろうけど
とにかく
目立つオーラを持っているからだと思っていて。
板のど真ん中で
抉るような演技をするほうが
きっと向いているんだと思う。

だけど、今回の森田剛は
他を立て、自分はただそこに居る。

その演技力に脱帽。

森田剛は
こんなことまで出来るのか。

他の登場人物にスポットがあたり
だけど
同時にたくさんの人物が
様々な動きをしていて

私は
森田剛を長年見ていて
『どうしても森田剛を見てしまう習慣』が
あるというのに!

それでも
他の人たちの動きを把握出来た。

その
演技力たるや。


さらに、素晴らしいのは
幕が降りて
思い返した時に
『それでも主演は森田剛だった』と
思えること。


他を立てるのと
他に食われるというのは
ちがうんだ…ということを
目の当たりにし

ただただ舌を巻くことしかできませんでした。


素晴らしかった。

どこまで行ってしまうんだろう、森田剛は。


なのに、
あんなに可愛いんだもんなぁ。
ズルいよなぁ。