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はいさい(^O^)/
千葉から身体と運動の本質を伝えるパーソナルトレーナー五木田です。
さて、10月26日にコンディショニングルームフィップス様にご招待いただきまして、宮崎県にて講師を務めさせていただきました。
パーソナルトレーナー、スタジオインストラクター、アスレティックトレーナー、理学療法士の方などにご参加いただきました。
セミナーの内容は、
1部 理論編(3時間):
「痛みの予防・改善をする運動指導の考え方~包括的な観点から痛みと運動を考える~」
2部 実技編(3時間):
「痛みを発生させない効率的な動作獲得のためのアプローチ~構造学的、力学的観点から~」
の、2部構成で行いました。
私のところには、何かしらの「痛み」を抱えている方からの指導依頼が非常に多いです。
例えば、
肩こり、肩関節脱臼、ルーズショルダー、四十肩、五十肩、頸椎ヘルニア、ストレートネック、ぎっくり腰、腰椎ヘルニア、腰椎分離症、腰椎すべり症、脊柱管狭窄症、変形性股関節症、変形性膝関節症、肉離れ、前十字靭帯損傷、扁平足、外反母趾、、
ぱーっと羅列しただけでもこういった症状をお持ちの方などから、痛みを取り除きたい、もうならないようになりたいといったご依頼を多くいただいております。
そんな中で、私自身が、どんな考えの元、どんな根拠を持って、どんな指導を行っているかといった話をベースに、なぜ痛みが発生するのか、痛みを取り除くにはどうしていくべきか、痛みを抱えているクライアントとどう寄り添って行くべきか、そんな内容を3時間みっちりお話させていただきました。
人は、身体も、心も、生活も、、全てが千差万別です。だからこそ、一つの理論に固執する事なく、その人の『個』をみて、適切なアプローチを考えていくことが必要なのではないかと考えます。
ベストソリューションを提供するためには、より幅広い視野が必要です。
用意した資料は、100スライド超。色んな文献から引っ張ってきてますので、情報量としては、かなり多いです。
用意した資料は、100スライド超。色んな文献から引っ張ってきてますので、情報量としては、かなり多いです。
エビデンスは色々ありますが、ただそのエビデンスを鵜呑みにするのではなく、そのエビデンスを基に、どのように運動指導者として、トレーニング指導者として活用して行くかが大事です。
そもそも、そのエビデンスの信憑性、妥当性も考えていくことも必要ですがね。
個人的に痛みを取り除いていくためのキーワードと考えているのは、
呼吸、姿勢、動作パターン、脳、ゲートコントロール理論、ニューロマトリックス理論、プロプリオセプション、重力、重心、支持基底面、反力、作用•反作用、テコ、トルク、ベクトル、力学的負荷のかかる向きと大きさ、適切な方向への出力、身体の構造的特性、運動連鎖、筋膜、張力、テンセグリティ、ジョイントバイジョイントセオリー、体幹、可動性と安定性、ドローイン→ブレーシング、3面運動、力の吸収と発揮、減速と加速、、
などです。
何かの動作(日常生活動作、スポーツ動作)をして、痛みがある、ケガをしたならば、その動作(日常生活動作、スポーツ動作)自体を見直して行く必要があります。
手術をしても、本当の意味での完治とは言えません。同じ動作を繰り返せば、また同じことが起こる可能性が非常に高いのです。
身体運動(各関節運動の連動)というものを考えていくと、
まず、各関節には、可動性が求められるのか、安定性が求められのか、構造的特性による優位性があります。
本来担うべき役割と違う働きを課された関節はどうなるでしょうか?
腰椎は構造的に不安定です。
不安定な構造に、強い負荷がかかってしまったらどうなるでしょうか?
胸椎や股関節は構造的に安定しています。安定性が備わっているからこそ、しっかりと動くこと、可動性が求められます。しかしながら、動きが悪かったら?
本来の役割を担えていない時、本来の役割と違った役割を課せられた時、関節には無理が生じます。
無理をしたら、どうなるか?
答えは明白ですね。
各関節の本来の役割を担えるようにしながら、各関節を効率的に連動させていくことが必要となります。
午後からの実技編では、理論編で話したことをベースに、構造的、力学的にみた効率的な動作獲得のためのアプローチ方法を実践していただきました。
と言っても、特に変わったことをやるわけではなく、あくまで、基本的なベーシックなエクササイズを、適切に効率的に行えるようにするだけです。
身体活動の能力を高めるためには、鉛直方向の負荷(重力)に対して押し返す動作(反力を感じること)を行うことが基本となります。
スクワット、デッドリフト、ランジ、ベントオーバーロウ、ショルダープレスなどのごくごくベーシックなエクササイズを適切にできるようにすることが基本であると考えます。
ただし、今回は、バーベル等の道具がなかったので、重心感覚を得ること、適切な出力方法を知ること、適切な体幹の固め方を知ることをメインに行いました。
これは、バランスボールを活用した、重心感覚の獲得、重心のコントロール方法をお伝えしています。
こちらは、体幹の安定性を獲得するための適切な出力方法(各関節の連動)を、抗屈曲、抗回旋のストレスをかけながら、体感していただいています。
こちらは、抗伸展ストレスですね。
その他、立位動作、日常生活動作を考慮したフロントブリッジ、サイドブリッジなどを行いました。
また、ヒンジエクササイズ(股関節優位の動作)のグッドモーニング、ルーマニアンデッドリフトをどう使いわけるか、プログレッション方法、適切に行えるようにするためのキューイング方法等を説明しながら行いました。
そして、スクワット、スプリットスクワット、バックランジ、フロントランジ、サイドランジと移行しながら、力学的観点からみたそれぞれの特徴、適切な出力方法、適切に行えるようにするためのキューイング方法等を説明しながら、ガッツリ動いていただきました。
他にも細かくは色々やってますが、実技は大まかにはそんな内容でした。
運動指導者においては、理論だけではなく、自ら体現できるという能力は絶対的に必要だと思います。
当たり前の事ですが、自らができないことは、他人に教える事は不可能です。英語が話せなければ、英語は教えられませんし、料理ができなければ、料理を教える事はできません。
運動指導者たるもの、トレーニングの実践は必須です。
理論なくして実践なし。
実践なくして証明なし。
証明なくして信頼なし。
理論と実践を高め続けることが、運動指導者として最低限必要な能力と言えるでしょう。
長くなりましたが、
日常生活を送っていて、身体を動かしていて、スポーツをしていて、痛みが発生したならば、身体の使い方、動きに問題があります。
動きの中で痛みが出るならば、その動作を見直していかなければなりません。本来、ヒトとしてもっている適切な動作、機能的動作ができなくなってしまっていることで痛みが発生してしまっているのであれば、動作を修正し、正しい動作を身につけていく必要があります。
膝の靭帯を断裂してしまった。再建手術をした。リハビリをした。治った。という構図は成り立ちません。なぜなら、膝の靭帯を断裂してしまった原因は何も解決していないからです。この場合は、いつかまた同じようなケガをするか、また別のケガをしてしまう可能性が非常に高いです。身体の使い方が膝に負担をかけてしまうような動き方なのです。構造的、力学的に不適切な、負荷がかかる、無理のある身体の使い方をしてしまっています。膝に負担をかけないような身体の使い方を脳に学習させていかなければなりません。
身体の使い方を正す事が、根本的に痛みを解決する手段となります。
エクササイズを適切に行えるようにしていくことで、痛みは消失していきます。
エクササイズを適切に行えるようにしていくことで、痛みは消失していきます。
ただ、筋肉を鍛えるのではなく、ヒト本来の適切な動作、機能的な動作を学習する、動作として鍛えていく必要があります。
それらが達成された時、痛みはどこか遠くへ消えてしまっている事でしょう。
結論。
エクササイズ(運動)を適切に行うことで痛みは解決します。
エクササイズ(運動)を適切に行うことで痛みは解決します。
今回ご招待いただきましたコンディショニングルームフィップス様、参加していただいた皆さんに、この場をお借りして改めて感謝申し上げます。
またの機会に、よろしくお願い致します!
ありがとうございました!