この日が来るまでは、12月8日といえば日本海軍の真珠湾攻撃だったのですが
忘れもしない、35年前の高校3年生の受験を控えた年末。
放課後に高校の近くの図書館でいつものようにチョロっと勉強して
7時くらいだったでしょうか、家に帰ると母が
「ジョン・レノンが射殺されたんやて」
「なっ、なんやてっ~!?」
その晩は、ニューヨークの現場周辺の様子を延々とテレビは映し、
ジョンの歌もずーっと流れてたなぁ。
桑田 佳祐や内田 裕也をはじめ、彼の創る音楽に多大な影響を受けた
ミュージシャンたちのコメントなどを聞くにつけ、あらためてその偉大さを
認識できた夜となりました。
たしか、直前に妻オノ・ヨーコとの共作のアルバム「スターティング オーバー」
をリリースし、長い沈黙を破って再スタートを切ったばかりだったのに。
それまで幾度となく話題になっては立消えた、ビートルズの再結成も
この日を境に永遠に無くなってしまったわけで・・・
それもこれも、非常に、非常に残念でなりませんでした。
ジョン・レノン。
生きていれば75歳。
「ジョンの魂」よ、永遠に。