寂しさを埋めたくて恋愛を始めてしまう人は多いのですが、そうすると相手に依存する度合いが強くなって、共依存の苦しい関係になる可能性が高くなります。
どういう事かと言うと、寂しさを埋めてくれるという事で自分が相手から離れられなくて苦しくなり、相手は「寂しさを埋めて欲しい」を期待されている事に苦しくなる。
でも相手の存在が自分の存在価値に結びついてしまっているので、お互い傷つけ合いながら離れられないというような関係です。
そうなってしまうのは、寂しさを誰かで埋めようとしている時点で、入り方が間違っているからなんです。
幸せな恋愛をしたいなら、自分で満たせるようになってから、より豊かになる関係を求める事が必要なんです。
寂しさを埋めようと沢山会ったり連絡を取ったとしても、その寂しさは埋まらないし、もっと寂しくなるという状態になります。
会っている時や連絡取っている時は満たされた気分になるけど、そうじゃない時には穴が空いたように寂しさや満たされなさ、虚無感を感じるのはそういう事です。
それで相手にもっと会って欲しい、連絡して欲しい、もっと愛して欲しいと求めてばかりいれば、相手だって息苦しくなってしまいますよね。
自分のニーズに合っているという事と、自分に都合が良いというのは別です。
都合が良いから好きだと思ってしまっているだけのケースは、必ず徐々に不満だらけになって行くんです。
前にあるクライアントさんに「彼じゃなくても良いと思えないならずっと今の辛い状態は続きますよ」と伝えた時に、
私に「レイナさんは誰でも良いかもしれないけど、私は彼じゃないと嫌なんです」なんて言って来た方がいました。
かなり辛い状況でしたし、何とかしたくて私に縋って来たのだから、やり場のない気持ちからそういうことを言いたくなる気持ちは理解できます。
でも、あまりに失礼なのと、盲目になっている事に気づいてないんだなぁと思いました。
私が、誰でも良いわけないじゃないですか？（笑）
私の求めるものに合っている方なら、彼でも彼でなくても私は幸せになれるから執着しないって事なんです。
当たり前ですけど、求めるもの＝スペックという事ではないですよ。
「私が一緒にいて幸せと思えるには、こういうものが必要」というものが「求めるもの」です。
さっきのクライアントさんみたいに「彼じゃなきゃ」となってる人は、その人から与えられていた愛が手放せなくなって
「彼が私を愛してくれる事」が目的になってしまって、「私が幸せでいられる」という事からブレてしまっているという事なんです。
それはずっとずっと渇望して来たものだからこそ、手に入ったら手放せなくなるのも当然なんです。
でも、自分が幸せじゃないのは、おかしくないか？と疑問さえ持てなかったら、寂しさを埋めて欲しいだけのロボットになってしまいます。
最初は彼から寂しさを埋めてもらえた、愛して欲しいを満たしてもらえた。
だから、それを埋めてもらえなくなっても満たしてもらえなくなっても彼に求める、一つのプログラムしか入っていないロボットです。
私たちは有難いことに自分で選ぶ事ができます。
だから、寂しさを埋めて欲しい、愛して満たして欲しいというプログラムから、抜けると決める事も出来るんです。
または、もう寂しさや満たされなさから恋愛を始めるのはやめて、満たされている人同士で支え合う関係を作ると決める事もできるんです。
私がそうだったように、相手に振り回されるような恋愛は、無理やりやめるのではなくて、手放すことが出来ます。
一緒に進める相手なら、成長する事もできます。
相手も、そうなる事を望んでいる場合なら。
どちらにしたって、あなた自身が望まなければ、本当に幸せな恋愛はやって来ないのですから
自分が変わってでも今のままは嫌だと思う人なら、あとは決断するだけです。
手放すと決める勇気に背中を押して欲しいなら、私が手伝います。
色んな想いが出て来る時に1人でそれを受け止めるのは、かなり大変なのも良く知っていますから、受け止められるように一緒に分かち合いましょう。
あなたが自分らしく自由になる姿を私は誰よりも信じられると思います。
あなたが信じられないなら、信じられてる私に聞けば良いんですから。
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