「子供のための悪魔の本」が大手書店で売られ深刻となる

 

 

Geatchain】 これは我々の時代に、現れるべくして現れた本だと言ってよい。堕落しきった、悪を悪として感じられない世界では、子供が、このような悪魔の犠牲にならなければならないだろう。トランプ大統領に対する弾劾裁判が、異常な熱を帯びてきたとき、彼は支持者に、自分と共に祈ってくれるよう訴えた。こういう悪霊がはびこるなら、我々は善霊によって立ち向かわなければならないだろう。もしこれを、非科学的な愚か者と呼ぶメディアがあれば、その者こそ愚か者である。我々はそういう思いもよらなかった、選択を強いられて生きている。

 

 

Jay Greenberg, @NeonNettle

December 27, 2019

 

the new book teaches children how to conjure demons

 

ある新しい本が大手書店の本棚をヒットし、幼い子どもたちに、悪魔の呼び出し方を教えている

 

この本は、5歳から10歳向けに書かれており、幼い子どもたちに、どうしたら悪魔の呼び出せるかを教え、現在、アマゾン、ウォールマート、Barnes & Nobleで発売している。

 

Aaron Leighton によるA Children’s Book of Demonsは子供たちに、「自分の記号を書けば、それが電話番号のように直接、霊に働いて、やさしい悪魔を呼び出すことができる」と指導している。

https://www.amazon.com/Childrens-Book-Demons-Aaron-Leighton/dp/1927668662

 

「この本に書かれている〈悪魔〉は、馬鹿々々しく見えるかもしれないが、悪霊を呼び出すようなふりをするだけでも、無邪気とか面白いとかいうことでは、全くないのだ」と、活動家マミー、別名、エリザベス・ジョンストンはブログに書いている。

https://activistmommy.com/occultists-a-childrens-book-of-demons-for-sale-at-walmart-suggested-for-school-curriculum/

 

「しかし、〈ふりをする〉とはどうすることなの?」

 

「霊の世界は現実であって、笑いごとではないのだ」

 

 a children   s book of demons  is now available from amazon  walmart  and barnes   noble

 

「自分自身オカルティストのリートンは、明らかに子供たちを改宗させようと目論んでいる」と、ジョンストンは主張した。出版社のウィークリーには〈遊び半分〉と宣伝され、Barnes & Nobleには、〈怖いというよりは馬鹿げている〉と言われているが。それにもかかわらず、この本は危険だと、著名なエクソシストChad Ripperger神父は警告している。

 

「〈子供向け悪魔の本〉の最近の出版は、親たちにとって憂慮すべきものだ」と、リッパ―ガーはLifeSiteニュースに語ったが、それは子供たちの生活に、悪魔の影響が及ぶことになるからだ。

 

「過去においては、子どもたちの心の形成に責任をもつ人々は、子供の人生の初期、特に12歳までを、道徳形成の観点から特に重視した。それは、何が正しく、何が間違いかの基礎が、この時期に、子供の心にしっかり芽生えるからだ」と、リッパーガー神父は言った。

 

神の前での、親たちの第一の義務は、「彼らの子どもに、教会の伝統によって教えられた、美徳を訓練することで、彼らが成年に達したとき、神に嘉せられるに十分な、美徳をもつようになることだ。」

 

リッパーガー神父は続けて言った:——

 

アマゾンのウェブサイトはこう言っている:——「こんな下らぬ本は、今夜は読む気 がしないって? 君は宿題で大変かもしれないね。きっと、こんな大きな本は退屈だと思うんだろう。まあちょっと、色鉛筆を取り出し、記号を書くわざを覚えるとよい。そして何匹かの悪魔をダイアルすればいいのだ。この超常現象的な滑稽劇は、怖いというより、馬鹿げた霊たちに満ち満ちているのだ!」

 

〈何匹かの悪魔をダイアルする〉ために、きれいな色の本を勧めるのは、何かを呼び出す方法で、それは子供の人生に悪魔的な影響力をおよぼす、きっかけとなるものだ。トマス・アクィナスが「神学大全」で言っているように、「悪魔に懇願することは法的に正しくない。なぜならそのような方法は、好意や友情の香りがするするからで、それは悪魔に対して取るべき態度ではないのだ。」

 

ここで、トマス・アクィナスが言っているのは、彼らから何かを貰うか、教えてもらうために呼び出すことである。

 

the book teaches children about demons and how to summon evil spirits

 

リッパーガーは注意している:——聖トマスが続けて言っているのは、我々が悪魔に懇願するのを許されるのは、彼らが、我々の肉体をも魂をも傷つけないように、強制するときだけである。

 

「悪魔との社会的交流は、彼らが害をなさないように、強制するときにしか許されないから、〈何匹かの悪魔にダイアルする〉ことは、〈第一戒律〉によって禁じられている」と、リッパーガー神父は警告した。  

 

「悪魔を利用することが許されると考えるのは、我々の社会の堕落のしるしであり、それは、我々に害をなそうとする彼らの悪意と欲望に、無知であることを示している」と、神父は語った。

 

「このような本は、親と子供によって避けられるべきで、それは彼らの人生に対して、悪魔の影響力が開かれることが可能だからであり、そこには苦痛と苦しみしか残らないのである。」

 

「親たちには、しっかり警告しておかなければならない。それは単なる〈馬鹿げた〉ものでなく、子供たちの正しい人間形成を妨げるものである」と、彼は続けた。

 

「子供たちを、若くしてこういう空気にさらすことは、悪魔的な影響を受けながら、その深刻さにも気づかず、避けられるものであることを、知らないということなのだ」と彼は語った。

 

                         ——以上

 

PDF: http://www.dcsociety.org/2012/info2012/191231.pdf