四つ足歩行の犬ですが
前足に7割、後ろ足に3割で自分の体重を支えてます。
なので、前足の握りの方が後ろ足のソレより大きいでしょ!?
でも割と後ろ足をしっかり使えてない子が多いの。
これはドッグショーにおけるステイと言われるポーズですが
背を真っ直ぐにするために
後ろ足を少し後ろに引いてます。
そのときに、踵が90°にならないといけません。
ちなみに四つ足歩行の動物にはふくらはぎはありません。
踵のすぐ上は太ももです。
二足歩行の人間は、足先まで来た血液を
重力に逆らって心臓に戻すためにふくらはぎを
ポンプのように使うのです。
これがふくらはぎが「第二の心臓」と言われる所以です。
このステイポーズに慣れていない子や
筋力が十分にない子などは
不安定さを感じるので
後ろ足を少し前に戻そうとします。
これがひどくなると、お尻が下がってしまい
背中が丸くなってしまいます。
後ろ足は意識して動かさないと衰えやすいので
①坂道をゆっくり登らせる
②砂浜などの足場の悪いところを歩かせる
③公園などの木の根っこの周りを歩かせる
など、日頃のお散歩のメニューに取り入れるのも手ですね。
またヘルニアは回復したものの
その間に落ちた後ろ足の筋肉を取り戻したい場合などは
犬用バランスボールを使っての
積極的なトレーニングもいいと思います。
懐かしい。
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