生まれたばかりの子犬の腸は未発達で
消化できるのは母乳のみ。
 
人工乳も少しずつ慣らしていかないと
(飲むからといって一度に沢山与えてしまうと)
下痢して命の危険にさらしてしまう危険性も。
 
生後1ヶ月頃から離乳食を始めますが
これも少しずつ慣らしていかないと
上手く消化が出来ないの。
 
 
子犬の頃に食事回数が3回なのは
一度に消化吸収できる量が限られているので
少量ずつ回数増やして対応するためです。
 
腸の機能が完成するのは、成犬になるころですが
それでも初めて口にするものは
腸が要領つかんでなくて、下痢しちゃったり。
 
とは言え、それを恐れてばかりでは
腸も鍛えられなかったりするので、与え続けることも大事。
 
 
 

健康を作り出す腸には大きく8つの役割があり、その役割に密接に関わっているのが乳酸菌・ビフィズス菌・酵母菌などの善玉菌です。腸は細菌と共存し、イヌもヒトも生きていくための働きをしています。

 

■消化: 胃での消化より腸での消化の方が、比重が高い

■吸収: 生きるための栄養素は、腸で吸収

■合成: ビタミンB2やB6などを合成する細菌が確認されている

■解毒: 毒を無毒化

■造血: 腸から吸収されたタンパク質が血液を作る

■排泄: 不要な老廃物と毒素を排泄する。

■代謝: 入る(6割)対出る(4割)の代謝を行う。これが狂うと血液傷害などを起こす。

■免疫: 乳酸菌の分泌物(ペプチドグリカン)が腸から吸収され、免疫力を高める。(体温が低いということは、腸の温度も低いということで、免疫力が究極に下がります)

 

心身の健康には「腸を整える」ということがとても大切なのです。

健康の源はバランスのとれた腸内細菌が棲むおなかなのです。

 

代表的な腸内細菌は大きく分けて善玉菌・悪玉菌・日和見菌に分けられます。(日和見菌とは、善玉菌と悪玉菌の優勢な方の見方をする菌です)

 

そんな細菌たちは、毎日おなかの中で運動会の綱引きのように勢力争いをしています。善玉菌が優勢だと、おなかが整い、身体がイキイキします。逆に悪玉菌が優勢だと、おなかの調子が崩れ、からだに悪い影響を及ぼしてしまいます。

 

ベストバランスは善玉菌2:日和見菌7:悪玉菌1

 

 

整腸の考え方をプロバイオティクスと言います。プロバイオティクスとは、体内の善玉菌を増やして腸内細菌のバランスを保ち、病気になりにくい体を作る予防医学のことです。

 

 

オススメの乳酸菌サプリは「H&JIN」

 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

そしてもうひとつは身体の外から善玉菌を取り入れるのではなく、

本来その個体が持っている自分自身の善玉菌に働きかけるエキス

 

 
 
 

 

 

 

■ 体調がいまいち・・・食欲にばらつきがある

■ 胃酸過多気味だったり、ちょっとしたことでおなかの調子が崩れる

■ 排泄臭(おしっこ、うんち)が気になる

■ 口臭が気になる

■ 皮膚の状態が良くない

■ 毛並み・毛艶がさえない

■ 涙やけが目立つようになってきた

 

ご愛犬のこんな状態が気になるようであれば、それは腸内環境が整ってないせいかも知れません。腸活始めてみるのもいいかもしれませんよ。

 

 

腸は第2の脳

腸は有害物質を察知すると、腸壁から大量の液体を分泌させ、下痢を起こさせ毒物を体外に排泄します。下痢は生きるための防御機能で、もしこの機能が無ければ犬も人間も動物の多くが直ちに絶滅してしまいます。 腸は体に必要なものは吸収し、有害なものは排泄するといった脳のような判断を実施している臓器です。

 

また心の病気であるうつ病に密接に関係する脳内神経伝達物質のセロトニン(感情のコントロールするもの)が腸で多く(95%)生成されていると言われています。

 

進化の過程において、一番最初に腸が作られ、腸の周りに神経が張り巡らされ、そこから肝臓、膵臓や腎臓などの臓器や最後に脳が作られたと考えられています。また脳や脊髄からの司令が無くとも臓器全体が機能するように、腸にも脳の機能が残りました。このことが腸は「第2の脳」と言われている所以です。

 

 

 

子犬情報

点

犬舎への訪問・見学は事前の予約をお願いしています。
予約・お問い合わせはこちらのフォームよりお願いします。
 
〒214-0036 神奈川県川崎市多摩区南生田7-20-4
電話:044-328-5537