IACC国際カラーコンサルタント来日特別セミナー@東京
(2019年3月30日~31日)に参加しました。
このセミナーはIACC本部設立60周年を記念したもので、
オーストリア(日本との国交150周年)とウィーンユネスコクラブの協賛に
よる開催でした。講師はIACC代表のEdda Mally氏、通訳は橋本代表で、
本当に特別で豪華なセミナーでした。
セミナーのタイトルは『特別な人のためのカラー』。
「成長過程の大事な時期にある子供たちや、加齢による変化が生じる高齢者、
何らかの障害を持つ人のために、カラーをどう用いるべきか」という内容。
個々の特性に合ったカラーを選ぶには、心理学や生理学にとどまらず幅広い
知識が必要となります。科学的根拠、理論の情報量は膨大で
初めて聞くものでも感覚的にわかる~という部分があり、
カラーの普遍性、奥深さを感じました。
ウォーターカラーを用いたエクササイズでは純粋にカラーに触れ合い、
これがとても楽しかったです。自分が思っている~には~色が相応しいという
意識と理論とのギャップは、
Edda講師の「カラーコンサルタントとして重要なのは自分自身を知ること」に
繋がるものでした。
その後の幼稚園と高齢者施設の色彩計画(グループワーク)では
自分にはない様々なアイディアが出され、またまた自分自身を知ることと
なりました。
「ユーザーのニーズを正確に把握し、理論に則って色彩計画を提案する」
カラーコンサルタントの講座・セミナーの受講は初めてでしたが、
カラーセラピーやリュッシャーカラーテストとは違うカラーに対する新たな視点を
学ぶ、貴重な機会となりました。ありがとうございました。