時々重ね着風トレンチコート完成しました
どこが時々重ね着風かだって?
これは重ね着アリ(さっきとちょっと違うのよ~)
じゃあ これは重ね着ナシね
こっちが重ね着風アリ
わかった?(わかるよ!)
ナシ
アリ(しつこい?)
そうフードが着脱式になってるトレンチコートです
またまた
本(かわいいワンコ服)のものです
2016年のspring&summerカタログVol.24に載っているコートと同じなんですよ~
アズさんの本は実際に販売されていたお洋服が
載っているのでとっても可愛いお洋服ばかりです
(皆さんもトライしてみて下さい)
初めて作るので、とりあえずの生地で作ってみました
本では前ボタンはボタンホールで
フードはループでボタンに引っかける仕様でしたが
とにかく簡単に済ませたいので
すべてプラスチックスナップで作りました
さてさて今回もですが
最初に使うパターンは様子見というか
サイズ感、仕様、仕上りなどをチェックするために
試しで作ります
例えば型紙を補正して、その補正が上手くいっているかチェックするために
伸びない生地の場合はシーチングというシーツみたいな生地で
「仮縫い」をするのですが、それに似ています
「仮縫い」はサイズ、フィット感、パターンの間違いなどを確認するために
行います
大枠を仕上げる感じなので
細かい所まで作り込みません
トルソーで行うにはピンで止めますが
愛犬サイズのトルソーがない場合は
大まかに縫っていくといいですね
仮縫いをすると
本番の生地を裁断して縫い合わせようとしたら合わなかった
(パターン間違い)
出来上がったけどサイズ感がイマイチだった
(補正が適正でない)
・・・てな な事が未然に防げる訳ですね
今回のように補正をしていなくて
このサイズで大丈夫と言うときは
私は「とりあえず縫い」をします
本番の生地とまではいかなくても
ある程度雰囲気のわかる生地で本番通り縫います
もちろんボタンなど副資材ももったいないけど付けちゃう
(その時によって違う物をつける事もありますが)
できるだ本物に近い状態で仕上げるけど
本番の生地ではないという感じ
これをするには沢山の理由があります
まずは
「仕上りに関わる全てをチェックする」
作る工程、仕上げ方、ステッチの幅、ステッチの糸、ステッチを何本入れるか
返し縫いをする箇所、生地の厚み、副資材の大きさや種類、接着芯、などです
サイズ感、デザインなど全てにおいて
1回で100点満点はなかなか出ませんから
チェックして次回に活かします
2つ目の理由
「気分が上がらない生地や材料は使いたくない」
やっぱり徐々に形になっていくのが
ハンドメイドの醍醐味ですよね
平面から立体になっていく過程で
どんどん可愛くなっていく
それを愛でながら作るのがいいんですよね~(ムフフ)
さらに3つ目の理由
「単なる練習」
これは生徒さんにも良くお伝えするのですが
初めて縫う物は1回目は練習です
3着目くらいでやっと満足できる仕上りになります
作れば作るほど、慣れてきますし仕上りが良くなっていきます
教室に通えば1回でサイズもデザインも雰囲気も最高な物ができる!ってのは
マボロシ~
徐々に試しながら、最高に寄せていく
この工程を楽しみましょう
私も次はもっと満足できるコートに仕上げます