久しぶりにマルシェ用のお洋服を作りました

犬服スモック

 

サンプルはグレーでしたが白も仲間入り

犬服スモック

 

前スリットで首のリボンはゴムなので着せやすく優しいフィット感です

犬服スモック
 
着るとこんな感じ

犬服スモック着画

肝心な所で目をつぶっておる・・

 

 

 

 

さて今回マルシェ用のお洋服は布帛(伸びない生地)の物が多いですが

犬服はニット生地も多いですよね

 

 

 

 

最初に犬服にチャレンジする人はニットの方が簡単だし

仕上りも良いからオススメ

 

 

 

 

ただ!

ニット縫製の80%以上はオーバーロックミシン

 

 

 

ニットをオーバーロックミシンで縫うと

早い・簡単・キレイ・伸びが良いと

4拍子揃ってるから教室でもロックミシンを使っていますチュー

 

 

 

一度でこんな縫い目になるから便利

ロックミシンの縫い目

 

 

ではなぜ家庭用ミシンだけではニット縫製に不利かというと

 

 

 

丸レッド直線縫いは伸縮性が少ない

どれだけ糸をニット用にしても引っ張ると突っ張る感じがするし

最悪糸がブチッと切れたり、生地が糸に負けて破れる事があるから真顔

 

 

丸レッド生地端がほつれないようにキレイにかがれないから

ロックに比べてだけど

 

 

 

 

でも家庭用ミシンでうちの子に服を作りたい!

って人のためにちょっとしたコツを伝授します

 

 

 

 

重要なコツとは

 

 

 

 

服の中で伸び縮みして欲しい箇所と、そうでない箇所を確認すること上差し

 

 

 

例えばタンクトップでは

一番伸縮して欲しいのは、首、

ある程度伸縮して欲しいのは、裾とか袖口とか

伸びなくて良い箇所は脇、肩

 

 

 

ニットの首回りは伸びなきゃ頭が入らないし

裾も伸びないとすごく着せにくい箇所

形によっては腕まわりも伸びた方が着せやすい事もあります

犬服タンクトップ

要はリブ部分(ボーダーの部分)はだいたい伸縮して欲しい箇所ってことね

 

 

 

で、

伸びなくて良い箇所は直線縫いでOKOK

 

 

 

 

伸びて欲しい箇所には「伸縮縫い」を使うべし!

みんなのミシンにはあるかな?

 

 

 

 

伸縮縫いとはニットなどの伸びる生地に対応する縫い目です

家庭用ミシンの縫い目のひとつ

伸縮縫い

向かって左が伸縮縫い 右が直線縫い

 

 

 

 

両方引っ張ってみると

直線縫いは糸の突っ張りを感じましたが

伸縮縫いは感じませんでした

 

 

 

 

細かいジグザグで糸を沢山使うから

生地の伸縮に対応しているんですね

 

 

 

縫い目が独特だけど見えない箇所なら大丈夫グッ

 

 

 

でもこのままだと布端がほつれてくる生地もあるので

伸縮縫いの際にジグザグ縫いをします

 

 

 

 

ミシンの縫い目に「トリコット縫い」ってのがあったらそれをチョイス

なければ大きめのジグザグ縫いをします

ジグザグ縫い

 

 

縫代が余っているときはジグザグの際をハサミでカット

端処理

 

 

 

これで伸びて欲しい首回りや裾などのリブが付けれます

リブが付いた

ミシンによっては「裁ち目かがり」という機能が付いているものもありますが

説明書を見ると「裁ち目かがりは伸びない生地に適している」
「ニットのかがりはジグザグ」と表記されていたので
裁ち目かがりは伸びない縫い目なのかな~
 
 
 
ちょっと面倒な所もありますが
家庭用ミシンでも作る事もできるので
ぜひトライしてみて下さいね

 

 

 

犬服教室 Cocha★9 コチャナイン 愛知県岡崎市