マナーパンツカバー出来上がりました
お姉さんコーデ?にも合いますよ~
マナーパンツの上から履くとこんな感じ
今まで小と中のサイズ差が大きかったので
小と中の間のサイズを作りました
色々とこだわった所がありますがそれはインスタグラムにて
さてさて
今日はかなり興味深い?お話ですが
作っている人にしかよく分らない内容なので
サラッと書こうと思います
この2種類のパンツですが
よ~く細部まで見てね
実は同じサイズです
写真じゃ違いが伝わらないかもしれませんが
同じサイズ(2回言った)
実際に見るとピンクの方がまぁまぁ大きく見えます
というか実際に大きい
でも同じ型紙を使って同じ工程で作っているんですよね
ではなぜこうも大きさが変わってしまうのか?
それはっ
生地と伸し方が違うからです
脚を入れる部分の縁取りを
ブルーパンツは「リブ生地」
ピンクは「スムース生地」
を使用しています
リブ生地はゴムのような伸縮性がありますので
よく袖口や首回りに使われます
スムース生地は
ニット生地の中でもよく伸びる分類の生地ですが
ゴムのような強い伸縮性はありません
まずは縁取る生地の伸縮性の差で大きく変わります
また縁取りの生地をどれだけ伸ばして付けるかによっても変わります
マナーパンツなんて作らないから関係ないわ~と思うなかれ
皆さんが良く作るタンクトップでもこういったことが起こります
首の部分に左は天竺生地、右はリブ生地を使っています
かなりサイズや締まり具合が違いますよね
生地端の部分に他の生地を付けて仕上げる場合に
同じような事が起こるのです
同じ型紙を使っているのにサイズ感がいつも変わってしまう
と言うお悩みの原因のひとつはココにあります
逆に言えば、生地の特徴を知っておくことで
同じ型紙でもサイズをある程度調節できるって事
教室でも首回りの微妙なサイズ調節は
このような特徴を理解していただいて
難しい補正をせずに解決することも多いんですよ
洋服作りってホント奥が深いですよね
今日も犬服作り楽しみましょう♪