お昼もすぎたことだし、ぼちぼち帰ることにする。

Yさんが
「どうする~帰りどっか叩いていく?」
と聞くが
「まっすぐ帰る!」
即答・・・・・
もう残存電力わずか、月曜仕事だし…
「でもナブラあったら叩こう、カツオ食いたいし」
とも答える。でも全然期待していなかったんですがね。

さて我がULYSSES号は最大船速で南下。
アドナラ、レンバタ間の水道を目指す・・・・

一時間半後、水道出口に到着。

ん? 鳥! あっーナブラ、ナブラ、跳ねてる!
カツオらしき群れがお食事真っ最中。
ただ・・・ちかくまで行くとちとサイズが大きい、カツオではなくキハダマグロだった。

とりあえずドラドペンシル14cmをキャスト!いいところに落ちる!
が、スルー・・・アウト オブ 眼中かい!
Yさんも同じ状況。

マグロの類、5kg~10kgならなんでも食ってくるが、20kgぐらいになると非常にセレクティブになり、追っている小魚の大きさとルアーのサイズ、落とす場所や向きなど条件が合わないと食ってこない。

そこでルアーのサイズを14cmから9cm、今は亡きノースクラフトの背黒に。
キャストしてルアーが着水後、弱ったイワシを演出するためしばらくほっておいて沈ませる。
するとラインがスッーと右手に・・・・・

ヒットヒットヒット!
とりあえずがんがん合わせる。マグロの口は堅いからね。
すると・・・ロケットラン!

ギュワアア~ン
糸がみるみる出ていきます。

 
 
 
こういうのは止めようと思っても止まりませんので、なるべくテンションかけて止まるのを待ちます。

止まったら頭をこっちに向くよう誘導してよせてくる・・・のですが、まだまだ元気。
寄せた以上に出してくれます。

一歩進んで二歩下がるって感じ。
しかしここで焦ったら負け、焦らない、あきらめない、自分を信じろとクサイせりふをぶつぶつ詠唱しながらひたすら耐える。

なんとか頭がこっちに向きやすくなり、糸もだいぶ巻けるようになってきたときそれはおこった・・・・

一瞬、フッと軽くなったのだ
 

あっ~ばれた~
でも

まだついている 
その後頭の中は????
針が一つ外れたのは間違いなかろう。
しかしその後、全然頭をこっちに向けなくなった。
おかげで糸が巻きずらくなった・・・
 
口から外れた針が体のどっかにかかった?
それとも魚変わった?まさかサメ?
疑問符で頭を一杯にしながらも、忍びがたきを忍び、ひたすらリールを巻くと
浮いてきた
 ちょっとわかりにくいですが、マグロのしっぽにバッチリフッキング。

それでも無事ランディング。
  
良く外れなかったなあ~
 
 このサイズは久々
キハダマグロ28kg
 しばらくマグロ三昧の日々決定。
 火山島で巨大魚はでませんでしたが、めでたしめでたし。
おまけ
 
おしまい