候補者やスタッフの方々に恐怖感を齎す程の選挙妨害行為が先日の東京15区の衆議院補選で繰り返され、当該選挙に立候補された候補者の一人の方は不眠状態等に陥り、結局政治活動から身を退く決断をされたようだ。
残念なことである。
こんなことで有為な人材が選挙に関わることを避けるようになったのでは、益々日本の政治は劣化することになる。
警察当局があれやこれや選挙に干渉するようなことになってはいけないが、だからと言って報道されているような選挙妨害を意図した暴力的行為の横行を許してはならない。
当然、この通常国会で様々な対処策が検討されるはずだが、まずは、警察当局や司法当局が厳正な対処を行うべきだろう。
政治活動から一旦身を退く決断をされた方には、治療に専念され健康を回復されたうえで、再度政治の世界に挑戦されることを心から期待したい。