考古学者のブレッソンは、“ブレッソンダイアリー”と名付けられた謎を遺(のこ)してこの世を去る。
その謎を解き明かした者は巨万の富を得られるといわれていて、第2次世界大戦中にはナチスがその行方を血まなこになって追っていたとか、怪盗ルパン一世でさえ盗めなかったなどとも伝わる秘宝を、ルパン三世が狙う。

ハラハラドキドキ感は、薄めだけど安定感のある面白さでした。
ルパンの祖父のアルセーヌ・ルパンも盗むことが出来なかったブレッソン・ダイアリーを巡る争奪戦。
ルパン一味をはじめ考古学者を目指すレティシア、彼女の育ての親ランベールと謎の男のゲラルトそしてとっつぁんこと銭形警部をも巻き込んでの謎解きが面白いです。
遺跡での最後の試練が終わった後のルパンがカッコ良すぎます。
お宝を盗むだけじゃないルパンも良かったです。