~前回のあらすじ~
8/14、元自衛官の知り合いお二人が党にお越しになりました。今の50代、60代は、潜在的に自衛隊を認めていない、と仰います。今の若者層には、わりに保守的な考えの人も多い。元自衛官の方は若者層に期待を寄せて下さいますが、このブログでは更に踏み込んで、防衛とは何か?語り合った内容をシェアします。

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さて、私が二本に渡るブログでもっとも伝えたかったことが次の疑問です。

「結局、防衛というのは『戦争してでもこの国を護りたいですか?』ということではないんですか?」

私は、元自衛官の方にそう問いかけました。

結局のところ、戦後の「平和教育」なるものは、「戦争=悪」という刷り込みに過ぎないと思います。

戦争は外交の失敗とも言います。

では戦力も悪なのですか?外交とは一体何なのですか?

日本はともかく、国際社会は「力」を背景に動いているのは常識です。

なぜ北朝鮮は短距離以外のミサイルを飛ばさなくなったのですか?アメリカの圧倒的な軍事力と経済力の前に、なすすべがなくなったからです。

日本は一番の当事国なのに、これまで全く対処してこれなかった。これについての反省はないんですか?

今、憲法九条があるのに、中国の軍艦は毎日尖閣諸島沖を航行しています。宮古島の辺りも。先日は青森県沖も。どうしたらこれらの航行は止まるのですか?彼らはいつでも攻撃できる体制を整えていますが、気にする必要などないのですか?

あるいは、なぜイスラエルは周辺のアラブ諸国から侵略を受けずに領土を保てるのですか?イスラエルが圧倒的な軍事力を持っているからです。

先般の丸山穂高議員ではありませんが、あまりにも「戦争」という言葉についてアレルギーを起こすような状況は好ましくないと思います。

だから、私はあえて次のことを問いかけたい。

「戦争してでもこの国を護りたいか。それとも戦争するぐらいならこの国は滅亡するべきか。」


そんなことは不謹慎だ、といって議論してこなかったのがこれまでの日本です。でもそんな風に考えてるのは日本人ぐらいなものです。

どうか、真剣にこれからの日本のあるべき姿を議論できる土壌ができますように。