辻明佳のナイフとフォーク -2ページ目

辻明佳のナイフとフォーク

旅、お料理、ときどき女優。

小2のころにお母さんが
星占いの本を買ってきてくれた。

キラキラした美しい絵のマンガで
星座にまつわる神話をひもといてくれたりもして
何回読んだかわからない本のひとつ。

そこで私は
「てんびんは公平と平等の象徴」
「てんびん座の人は平和と平等を重んじる」
バッチリ刷り込まれてしまったのよね。

ああ私は、公平な人間でいなければならんのだ
あの時からわりと常に意識し続けているのだ。

あと、おおらか・平和主義とよく言われるO型であることもそれに拍車をかけた感ある
O型そうなんだ! いい!
全員に輸血できるとかマジ平和の血やん! クール!
と嬉しかったので
そうありたいと思ったんでしょう。
ちなみに、細かいところがあんま気にならない超大ざっぱな性格もあいまって、
マジでそれ以外の血液型だと思われたことが人生一度もありません。。。( ´ཫ` )

小学生のころは
クラスで議論する時に
自分と反対の意見の長所を指摘すると
議論が深まっておもしろかった。

そのうちに、反対立場の意見に感情移入までしはじめてしまうので
中学でやった競技としてのディベートはあんまり得意ではなかった。

大人になってからは
理解できない人を理解しようとしすぎてしまうので
嫌われたときに気にしすぎてしまい
自己肯定感が地の底に。

劇団というものすごくちいさなコミュニティの一員だった時は
自分が強くなった気がしたし
考えやとりくみかたのちがう演劇人を
平気で否定したりした。

芸術論云々はおいておいて、
どんなコミュニティにもちいさな「政治」が生まれるものだと考えたとき
劇団の上の方にいた私は
たぶんあまりいい政治家ではなかったですね。

それでも、
「人は差別してしまうものである」
「その芽をいかに見つけて、摘みとれるか」
という目を忘れないように
これからもつねに自戒していこうな! 私!


コロナ禍で、世界のいろんなゆがみが
きっと、もともと存在してたゆがみが
さらにぐっとねじれて、中から溶岩ふきだしてきた感ある。

こんなに差別的な言動があふれる世の中だったかなあ
こんなに他者にやさしくなれない世の中だったかなあ


公平と平等の女神であるアストレアは
地におりて人々の善悪を計っては裁いていたけれど
とうとう天秤が悪の方にかたむきっぱなしになったのを憂いて
神々の世界に帰ってしまった。

アストレアなき地上で
私たちは心にてんびんを持ち続けられるのかな。

2019/6/20

モンスターズ・インクのスクリームモニター。
大声を出すとメーターが満タンに。
20分くらいの寸劇をしてらしたアトモスフィアのみなさん。
立場よわめの映画監督、自由すぎる大スターたち相手に四苦八苦!
というお話でした(๑´ㅂ`๑)多分
ゲストにけっこうセリフ任せたり、観客を巻き込むのがうまい!
最終的に最高のシーンを撮りあげて去っていきました
ウォルト・ディズニー・スタジオ・パークの目玉アトラクションのひとつ「スタジオ・トラム・ツアー」。
映画にはこんな技術が使われてるよ!
という解説を聞きながら、
映画で使われた小道具たちがぽつんぽつんと置かれている中を進みます。
正直、展示の仕方はそうとう雑というかもの寂しい……

ここでの解説に限らず、アトラクション内で聞こえてくるセリフなどは、
だいたいフランス語と英語のミックスでした。
例えば、Aさんはフランス語で話し、Bさんは英語で応じるって感じ。
どっちかが多少わかればなんとかなるようになってる!
トラムツアーのハイライト、炎と水の効果のシーン。
こちらまでかなり熱気が伝わってくる大火炎のあとに
ざばー!
大水が出て火を消してくれます。
まあ……それだけといえばほんとそれだけのアトラクションなんだけど
目の前でやられるとさすがに大迫力!
スモワはデザインがけっこうちがって楽しかったな
手前の人形、日本人感よくでてる。。。笑
タイかわいかった✨
ファストパスで行ったスペースマウンテン。
トゥモローランドのデザインがレトロフューチャーでかわいい!

パリのスペースマウンテンは映画『月世界旅行』をモチーフにしていたんだったかな
私たちもあの名シーンよろしく
大きな大砲で夜空に打ち上がるのです
スタートからいきなりトップスピード近くまでぶっ飛ばされるのはけっこう快感!
スペースマウンテンのふもとにはネモ船長の潜水艦が停泊中。
中にも入れて、日本の海底二万マイルの大イカと戦うシーンだけをピックアップした感じの
ちょっとしたウォークスルータイプのアトラクションになってました。
ビッグサンダーマウンテンは夕焼けに映えるねえ
こちらは日本とほぼ一緒! 
ホーンテッドマンションはかなりコンセプトが日本とちがってて
花嫁の亡霊が主人公。
愛するフィアンセもろとも呪いで殺されてしまった花嫁……
この女性が随所に出てくるので
全体的に雰囲気がすごくかなしかったな……
こちら(別サイトさん)にストーリー詳しく載ってました
ビッグサンダーマウンテンの金鉱で財をなした一族の成れの果て、という設定なんやね
たそかれ時に行ったこともありけっこうこわかった:;(∩´﹏`∩);:
そして夕食難民になるわれら!
アラジンエリア、奥に見える丸屋根は豪華なビュッフェレストランらしいのだが、入れず!
アフリカンな豪快肉料理が気になるハクナ・マタタは
平日だからかクローズ中!

クローズ情報がないのよどこにも。。。
足で調べるしかないのよ。。。
そんでかなりな割合で閉まってるのよ。。。
おフランス。。。

こうなったら屋台ものでも、と思ったけれど
みつけたクレープ屋台では
黒人のお兄ちゃんキャストがたった一人で一生懸命
ヌテラをぬりたくったクレープを焼いていまして
そのslowlyなこと。。。
子どもたち5,6人並んでいたけど
下手すりゃクレープひとつに1時間待つな。と判断
あきらめました( ´ཫ` )

この日、夕飯結局なに食べたんだったか、思い出せないよ……
ウォルト・ディズニー・スタジオ・パークの
トゥーンパークの一角にある
『レミーのおいしいレストラン』エリア!
とってもちいちゃいエリアだけどかわゆす!
カリカチュアされたパリの街並みに、なんだか複雑な気持ちに。。。笑
向こうにはグストーのレストランも見えてるよ!
ネズミさんが持つシャンパンの噴水
水の出方も絶妙にシャンパンぽいでねえの
かわわ

パリにしかないレミーのアトラクション、スタンバイでも25分くらいだったので即決✨

め、め
めっちゃよかった。。。(٭°̧̧̧ω°̧̧̧٭)

プーさんの乗り物に、スピード感をちょっとと、魔法のメガネを足して
そこにレミーの映画の名場面ぜんぶぶっこんでみました的な!
満足度めっちゃ高いアトラクション!
最高

そんでね「あーレミー、ビストロ持ててよかったね……ホロリ」と
しあわせな気持ちでアトラクションを降りて歩いてゆく、その廊下から
なんとまさにそのビストロ「シェ・レミー」のほんものの客席が見えるんよ。。。
レミーが作った料理を
おいしそうに食べてるほんもののゲストたちが丸見えなのよ

この演出
泣いたね。。。(٭°̧̧̧ω°̧̧̧٭)

プーさんのハニーハント観たあとに、
なぜかプーさんのおみやげコーナーに迷いこんじゃうあれと同じ手法ですな

日本から予約してあったので、
今日は私たちもシェ・レミーのゲストになるよ!
なぜか伸ばし棒という概念のなかったむかしの翻訳もので
レミーがレミイと表記されているのが好きだ(唐突)
かんばんかわいいね照れ
レミーが尊敬するシェフ・グストーの著作
『誰でも料理ができる!』(映画での訳は『誰でも名シェフ』)
そして、それへのレミーのアンサー的著作のタイトルが
『そう! あなたも料理ができる!』
あのストーリーを経てこのタイトルに至ったことを思うとあたしこれ、このタイトル、見るたび泣いちゃうんすよね
できたね、料理。レミー(٭°̧̧̧ω°̧̧̧٭)
ゲストもネズミさんサイズに(というか、ネズミそのものに?)なったっつー設定の店内
左上のパラソルは、トロピカルカクテルにささってる紙の傘かな? かわゆ!
あかりはクリスマスツリーにつけるようなチープな電飾だったり。
シャンパンのコルクストッパーで作ったイスに、
ボンヌママンらしきジャムのふたのテーブル!
おフランス感もきっちり入ってるー
こちらはマスタードって書いてある。。。
完全にマイユをパクってますな?笑
私たちのテーブルはcannelle(シナモン)の空き缶みたい。
バターは名高いイズニー!
もしかしてだけど、もしかしてだけど。。。
ディズニーと韻踏んでます。。。?笑

これ、あとでしらべたら、
まさにウォルト・ディズニーのお父さんは
元々フランスのイズニーに住んでいたことから
Disney姓を名乗り始めた……
という
都市伝説がありました\( ´ω` )/
信じるか信じないかはあなた次第(*´з`*)

てか、バター会社の名前だと思っていたけれど、
イズニーって地名だったんですね~

私はリングイニコース、
親方はエミールコースにしました(●´ω`●)
ワインのペアリングがあるのがさすがパリ。
くわしくないけどワインをお料理に合わせるのは好きなので、ペアリングのシステムってすっごく助かる。。。(٭°̧̧̧ω°̧̧̧٭)
エミールコースの「本日のメイン」は、
アヒルのコンフィのシェパーズパイ!アップアップ
親方の本日のスープ。トマトだったか……
私の前菜。ホロホロ鳥のテリーヌ、トリュフといちじくのジャム。
ちゃんと肉の個性感じるテリーヌでした。
日本でテリーヌと言われてイメージする感じよりかなりぎっしりしてて、ミートローフみたい。
ソースに奥行があっておいしい(o´〰`o)♥
メインのシェパーズパイ。
みため、ミラノ風ドリアですが。。。
風味豊かなアヒルがたっぷり入って、かなり食べごたえあり! 
(コースつってもカジュアルな雰囲気だったし「ひとくちちょうだい~」てやっちゃってました( ˊᵕˋ ;))
私のメイン、シーバスを、ポルチーニ入りのマッシュポテトと、アニスの香りのブールブランソースで。

こちらも盛り付けとかは素朴だけどさ、ソースの深さがさすがでございました
そしてラタトゥイユ、
付け合わせにちょこっとかな? と思いきや
たっぷり別皿で、しかも映画での作り方っぽくしてて萌え!!!!!
レミーのおいしいレストラン、原題は''Ratatouille''ですものこれははずせません!
親方の、グストーズデザート。
うしろはこんな感じ✨
ちょっとサントノレ的な?
私はデザートをまさかのチーズにしてしまいました。。。
パリのコースメニューで食後にチーズを頼むことへの憧れがそうさせましたが
甘いのも食べたかったなーーー
ブリーの王様・ブリー・ド・モーでサマートリュフ入りクリームチーズをはさんだ一品。うまいよ

いやしかしさすがヨーロッパ、量がたっぷりしてました。
おいしかった!
レミーのラテアート。。。笑
とっても楽しみました
ごちそうさまでした(●´ω`●)
お隣のウォルト・ディズニー・スタジオ・パークに来ましたよ
こちらのパートナーズ像はハリウッドのビル群を背にしてるのね!
ビビッドな花壇がパキッと映えて!
アメリカ感ある!
ゲートはサーチライトを模したデザイン?
入り口のエリアはハリウッドの映画の撮影現場をイメージしてるそう。
ワッフルのワゴンもケータリングカーっていう設定ラブラブ
ランドのワールドバザール的な場所もこのとおり
映画のセット風の建て込み。
行ったことないんだけど私のなかのユニバーサルスタジオのイメージこんなだな
工事中エリアをおおっていた、夢みたいなアート。
ただ並んでるだけでなくて別映画のキャラとコミュニケーションとってるのがアツい

ランドとちがって、WDSの方は
テーマランドの分け方がよくわからん。。。
ひとつのテーマランドに1つしかアトラクションがないとこもあれば
「これぜんぶでひとつのエリアなの?!」てくらい世界観が渋滞してるとこもあり。
でもまあざーーっくりと
・ハリウッドの撮影スタジオ
・アニメ(クラシックおとぎ話じゃなくて最近のアニメ)の世界
に分けられてるってイメージでいいのかなあ。
そんなアニメエリア「トゥーンスタジオ」は
トイストーリー・ニモ・カーズ・アラジンなどのアトラクションが
かなりしれっと雑多につめこまれたエリアでした
基調はトイストーリーの世界観!
日本でいうスカットルのスクーター的なスリンキー。

日本でいうジャンピン・ジェリーフィッシュが
グリーンアーミーメンの落下傘部隊だったり。
地味にグリしてた
日本のミッキー様では考えられないくらいすいてた
でもマジ子連れしか並んでなくて。。。
躊躇。。。。
カメのクラッシュのコースターはかなりスリリングでした!
シングルライダーならスタンバイでも早い!

そして、こっちのパークでいちばんたのしみにしてた
レミーのおいしいレストランのアトラクションも、このトゥーンスタジオエリアに。
ア ターブル!
そう言われちゃっちゃあしょうがねえな!(*´ч`*)
いざ、レミーのレストランへOn y va!\( ´ω` )/

2019/6/20(木)10日目

今日はいよいよディズニーランドと、お隣のウォルト・ディズニー・スタジオ・パークに行くよー!
待ってました!
パリのボンボヤージュ的な。
ミッキーの造形が古めかしい。。。
エントランスはヴィクトリア調ピンク!!
この建物はディズニーランド鉄道の駅舎を兼ねているよう。
日本のウエスタンリバー鉄道は、法律の関係で途中で乗り降りできる駅が作れなかったそうなので
こっちの鉄道のほうがよりウォルトが望んだかたちに近いのかも。
鉄道が停まってる瞬間撮り逃したー!
お城は眠れる森の美女のお城。
ブルーとピンクが混在するカラーリングが、物語を思い出させるね!
なんだかニョキニョキ動き出しそうなかわいいデザイン(๑´ㅂ`๑)
ちなみに私はオーロラのドレスは断然ブルー派です!!
いいなー園内に馬車!
日本じゃ無理だよなあ。。。
マップによれば、お城の中がアトラクションになってるそう! 
行ってみるべ!
「ベル」って言われるとパッと美女と野獣が出てきちゃうけど
belleは名詞で美人の意、boisが木とか森でdormantは眠っている、だから
もちろん『眠れる森の美女』なのでした
アトラクション、というか、
おはなしを紹介するステンドグラスの展示。。。
これはオーロラ姫誕生のシーンすね
マレフィセントは今日も美しい
オーロラ姫が眠らされてしまった! どうしよう!
の流れで
「バレないように国中のみんなを眠らそう!」
ていう発想についていけません
たまっっっ    たま王子だけ出かけてて寝なかったからいいようなものの!!
戦闘シーンはなぜか絵本で。。。
キスしてめでたし\( ´ω` )/
最後だけ立体になるっていうのはちょっとだけぐっときた
少しずつ登ってきてたので、ゴールはちょっとした見晴らし。
はーファンタジーランドかわいい

はい。
こんくらいの、ゆうてかなーり小規模な。。。
1ミリも行列しない、
日本でいうならシンデレラ城の壁画とか
フィルハーマジックのウェイティングルームくらいの感じのものが
堂々「いちアトラクション」の顔してマップに載ってるので
なんというか、油断できません!笑

ちなみに、お城の地下には
なんとおっきなドラゴンが!
しかも時々かなり激しく動くので、これはけっこう怖い!

オーロラ姫以外のプリンセスはというと
白雪姫!
こちらは、ランドにもあるお化け屋敷系アトラクション「白雪姫の冒険」がハッピーエンドバージョンになってるというので
いちおう行ってみました!
最後にワンシーンくっついてる以外は、ほとんど一緒!
でもこのハッピーエンドがあるとないとじゃえらい印象ちがうと思うな。日本のにもほしいよ。。。
これはおみやげ屋さんの一角。かわいい✨
シンデレラは素敵なフレンチコースのレストランに。
お城の一角を宿屋にした的なストーリー? なのか?
庭先に馬車がとまっていました
写真撮ってくれた親方「あっ乗る側じゃないんだw」

ちなみに荷物預かりが高かったからかかばんをふたつ抱えています かわいそうに。
ふたつのパーク合わせてもたぶん最高価格帯のレストラン。
大人は77€のコースのみ!
プリンセスたちによるキャラグリがあるとか。

ジャスミンやアリエルはほとんど存在感感じられませんでした
アラジンのアトラクションもいちおうあったけど、さっきの眠れる森の美女よりさらに小規模な展示だけで。。。なんかもう写真すら撮ってない。。。


さらに、フランスが舞台のはずの
美女と野獣、ノートルダムの鐘
こちらはアトラクションはおろか、エッセンスをほとんどパーク内に感じなかった。。。
キャラを見かけねえ。
ショック。。。
ノートルダムの鐘なんて、ここで愛されなかったら
いったいどこで日の目見るの?
私は大好きですが???

なんでだろねーー