まずはこちらの文章をお読みください。
Facebookに投稿されいたものを本人に許可をいただき転載させていただきます。
(名前や地域などはこちらで消してあります)
昨日ジャムで左肩に怪我しました。
変な音がして、骨が外れることも感じました。
骨折ではないですが、筋肉も靭帯も痛んでいます。
寝るのが大変、シャワーを浴びるのも大変、その上に子供の世話をするのが想像通り難しくなっています。
怪我したのはグールプ写真の時でした。皆でインターネットで見つけた写真のグループポーズを真似ようとしていました。
練習せずに直接に新しいポーズをしました。ちゃんとしたスポッティングもなし。その上に、私は二人ものフライヤーをベースしました。耐えられなくなった途端に二人は私の体に落ちて、それで私は肩に怪我をしました。
グループ写真は楽しい、いい思い出になりますけど、怪我するほどの価値はありません。
帰ったら妻に「あんたのアクロと(怪我が多いことで有名)組体操の何が違うの?辞めたほうがいいよ。」とまで言われました。。。
これで、写真のために慌てて皆で基本の安全すら守らなかったため、一ヶ月以上大好きなアクロが行けなくなってしまった。。。
しかも、こう言う事故は今月で2回目です。3週間ぐらい前に、撮影のために4人のプランクを練習・スポッターなしでしようとしたら、ベースが崩れて一番上の女の子が地面に顔正面で落ちて血が出ました。
一つ一つの怪我は私たちアクロヨーガのコミューニティーにとっては大きな失敗です。こう言う馬鹿馬鹿しい怪我が二度と起こらないようにグループ写真の時のために以下の安全のルールを提案します。
1。練習なしの新しいポーズはしないこと。
2。スポッターは必ず何人か置くこと。
3。二人乗り、3人乗りなど避けること。
以上です。どうか、ご意見を。
アクロヨガは身体を使うことなので怪我をしたり身体を痛めたりする可能性があります。
ただ、それを「スポーツだから怪我しても仕方ないよね」で終わらせてはいけないことです。
>>グループ写真は楽しい、いい思い出になりますけど、怪我するほどの価値はありません。
スポーツは「心と身体の健康のため」「日常生活をよりよくするため」のものです。
競技で生計をたてているプロ選手でもない限り怪我をしてまでするほどの価値はありません。
寝るのが大変、シャワーを浴びるのも大変、その上に子供の世話をするのが想像通り難しくなっています。
本来は生活を豊かにするためのスポーツで日常生活が不便になってしまったら本末転倒ですよね。
アクロヨガで擦り傷一つ怪我をしないためにどうすればいいか?簡単にまとめてみました。
1.正しく安全に教えてくれる人のレッスンで基本を学ぶ
スポーツトレーナーでもヨガインストラクターでも
「◯◯の資格を持ってるから」
「◯◯で学んできたから」
「◯◯先生の教えを受けたから」
ってだけでいい指導ができるかと言ったらそんなことはございません。
が、現段階の日本のアクロヨガ界においては正式指導者として活躍されている先生方はアクロヨガの技術も指導方法も安全管理も素晴らしい方々ばかりです。
安くてお手軽なジャム(いわゆるみんなで集まってわいわいやる練習会)も楽しくて気楽でいいですが、安全で正しい身体の使い方やパートナーの守りかたをレッスンでしっかり学び安全に楽しめる準備をしましょう。
ACRO YOGA JAPAN
Acroyoga Freedom Tokyo
2.トレーニング、ケアをしっかりする
「アクロヨガもヨガなんだからアクロヨガやっとけばストレッチにもなるしトレーニングにもなるよね~」
そう思っていた時期が僕にもありました。
着替えてマット敷いていきなりアクロヨガ
時間ギリギリまでアクロヨガやって着替えてクールダウンもせずにお酒飲んで肉食べておやすみなさい
ってことをしていたら手首と膝が悲鳴をあげました。
もちろん身体は全然柔らかくならないし、特定の部位に頼った身体の使い方になるので固くなったり筋肉のつきかたが偏って不細工な太ももになったり…
バレリーナみたいに入念なストレッチをしましょうとは言いません
ジムに行ってバーベルがしがし挙げて筋肉つけましょうとも言いません
ただ、ストレッチやトレーニングを少しでもやってる人は上達が早いし怪我もしにくくなるし、もっともっとアクロヨガが楽しくなりますよ。
「何をすればいいかわからない」なら人に聞いてください。
アクロヨガの先生はもちろん、ヨガの先生やピラティスインストラクター、整体師、理学療法士など身体のプロがアクロヨガ界にはたくさんいます。
トレーニングのことなら小林きよのさん
きよのさんに内ももとお尻のトレーニングを教わってからベースが楽しくなりました。
身体を柔らかくするなら榎本康宏先生
通称ヤスパパ
ヤスパパの作るパン = ヤスパパパンを食べるだけで軟体になるとの噂もありますがそれは都市伝説です。
ヤスパパ先生から教わったストレッチでかなり肩が柔らかくなりました。
足のことなら池田仁
3. 痛いならやらない。痛い動きは伝える。
怪我をしてどこか痛いときにアクロヨガをするのはやめましょう。
また、動いてて痛みがでたら「ダウン」の言葉をすぐに発してパートナーにどんな動きをしたときにどんな痛みが出たのかを伝えましょう。そしてパートナーと協力して身体に優しい動きかたを見つけましょう。
あなたが痛みを我慢したり隠したりすることが仲間を傷つける可能性があると言うのを肝に銘じましょう。
痛みや不調を改善するなら中目黒整体 心身陽々へ。
足のことなら池田仁
4. 自分の力を過信しない。パートナーを過大評価しない。
動きの理解や筋力、柔軟性などが明らかに足りないのに「無謀なチャレンジ」をしている人。
これはお互いの経験やレベルの差が大きい場合によく目にします。
経験者の「もっとアクロヨガを楽しんで欲しい」というおもてなしの心
経験の少ない人の「もっともっと色んなことをできるようになりたい」という向上心
素晴らしいです!!
でもその裏に
「俺の力なら大丈夫」って油断や「あの人が頑張ってくれるから多少私が下手でもまぁなんとかなるか」って依存がありませんか?
その心の隙が大きな事故に繋がります。
新しい動きに挑戦するときは段階的に練習をしていきましょう。そして必ずスポッターをつけましょう。
周りの人も「危なっかしいな」と思ったらお願いされないでもスポッターに入りましょう。
それと最近、「アクロヨガやってる人にいきなり持ち上げられて恐かった」
「大丈夫って言うから言われるがままにしてたら落とされた」っていう話をよく聞きます。
もし心当たりがある人がいたらやめましょう。
「やってみたい」とお願いされた場合も必ずスポッターをつけていきなり持ち上げるんじゃなくて動きを少しずつ教えてからやりましょう。
アクロヨガが日本中に広がって、たくさんの人と仲良くなって各地で美味しいお肉とお酒が楽しめるようにみんなで力を合わせていきましょう。
運動を通じて「できた!!」の喜びと「できる!!」の自信を全ての人に
「運動嫌いをなくす」それが私の使命です。
池田仁
【池田仁】
日本スポーツ&ボディマイスター協会公認 裸足教育指導士
J-FITplus 主催トレーナー
Facebook Jin Ikeda
FacebookページJ-FITplus
Twitter @hadashisensei
instagram jinjinikeda
2016年1月1日から366日間色んな場所で倒立とブリッジをして写真を撮るというチャレンジをしています。オススメの撮影スポットや練習方法、セミナーなど大募集中です!!Facebookやinstagramにコメントください。
倒立1日目
300日目
366日目
ブリッジ1日目
300日目
366日目