韓国ドラマが好きです。


今見ているのは、BS11で放送中の「カッコーの巣」


あまりに面白すぎて次が待ちきれず、
ネットで最後まで見てしまってから
今またテレビ放送を見ているというハマりっぷり(笑)。


あらすじは

「子どもをめぐって
 生みの母と育ての母が復讐劇をくりひろげる」

という風に説明されているのですが、

私の中では

「母と子の愛をめぐる物語」

のように感じています。


いい歳になっても母親に逆らえないまま人生が狂っていく息子、
子どものために別人のように生まれ変わる女性、
そして愛を知らないがゆえにみずから傷ついていく「代理母」。


主要な登場人物のあらゆる母子関係が
これでもか!とばかりにクローズアップされていきます。






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あるときこのドラマを見ていて、既視感におそわれました。


それは自分になつかないことに腹を立てた「代理母」が
子どもが大事にしているものを目の前で
ズタズタに切り刻んでしまう、という衝撃的なシーン。


「あ、これ知ってる!」という感覚とともに、つつーっと涙が出ました。


いつ、なにが理由でそれが起こったのかは
もう覚えていないのだけれど、
怒った母に大切なものを目の前で壊されて
声も出さずに泣いていた記憶が出てきたのですよね。


ドラマでは
子どもが恐怖のあまりおもらしをしてしまうのですが、
それを見て今さらながら

「あのとき、私はほんとうにこわかったんだ…」

ということを感じました。



そうかそうか。ほんとうにこわかったよね。

よく壊れもせずにがんばったね。



小さい自分に言ったら、何かがとけていくようでした。






= ②に続く =












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