大嶋信頼さんの本で何よりいいなと思うのは、
読者に向ける視線がいつでも優しくてあたたかいところ。


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傷からの回復を求めて本を読むようなときというのは無意識にハートを開いていて、繊細さがきわだつときでもあると思うのです。



そんなときにもし、

「すべての原因はあなたにある」
「感謝が足りない」
「傷ついたのは思いちがい」etc…

なーんて感じのことを言われたとしたら、



やってられっかーー!!



と叫びたくなることうけあい(笑)。



それらがすべて間違っているわけではありませんが、

ハートがまだいたんでいるようなときには
自分の足りなさを見ていくような視点はいらないのですね。


骨を折ったその日にリハビリをしないのといっしょ。


まずは守る、休ませる。



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その点、大嶋さんの本はどこにも責めのエネルギーがないので、
敏感になっているときでも安心して読めると感じます。


きっと彼自身が家族の中で悩み抜いてきた体験があるからこそ(ときどき描写に出てきます)、なんだろうな〜。




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心理学についての本にしてはちょっと…いやかなり変わっていることは確かですが(笑)、

どうしたら少しでもラクになるか?
という方法をおしみなく教えてくれる大嶋さんの本は、
まちがいなく新しい時代の良書だと思います。



とくに初期の本は、
彼のエッセンスがギュッと凝縮されている感じがしてわたしは好きです。


アマゾンのレビューもかなり熱い!



以上、
「心の居場所インフォメーション 【ブックリスト編】」でした。



心の旅を続ける勇敢なみなさまに、
本とのすばらしい出会いがありますように!