②20年間伊勢神宮へ通う私のおススメ♡御垣内参拝に挑戦

【2024年2/4立春☆伊勢神宮御垣内参拝
＆御神楽】

ご参加の皆様、ありがとうございます！
今年の御神楽も楽しみですね♡

皆様は、御垣内参拝用の寄付金を授与所で
納めて頂きます。
ご一緒出来る方はご一緒にランチしましょう♡

（内宮・宇治橋鳥居）

御垣内参拝って？

（内宮・参道）

御垣内参拝（みかきうちさんぱい）

とは、

より神様の近くで参拝することが出来る

一般の参拝よりも上級者向けの、特別な参拝のことです。

一般の参拝では、正宮の御幌（みとばり）という白い幕の前で参拝しますが、

御垣内参拝では、神官さんの先達のもとに御幌の内側の神域まで入ることが出来ます。

御垣内参拝の申し込み方法

御垣内参拝をするためには、特別参宮章を頂くことが必要です。

申し込みの場所は、外宮・内宮でも、正宮に赴く途中にある神楽殿横の御神礼授与所です。

特別参官章の入手方法は2通りあります。

ひとつは伊勢神宮崇敬会という神宮の奉賛活動を行っている団体の会員になること。

正会員以上（5000円～）になると、当日から1年間いつでも特別参拝することが出来ます。

もうひとつは、御札授与所で特別参拝の旨を申し出て

遷宮の寄付金をお納めし、そのお礼として特別参宮章を頂くこと。

1回限りですが、内宮、外宮両方で特別参拝をすることが出来ます。

この寄付金というのは、20年に一度行われる式年遷宮（社殿の建て替えとお引越し）のために使われる御造営資金です。

今はないと思いますが、5年以上前に聞いた話では

御神札授与所にて「正式参拝を申し込みたい」と言うと

「そんなものはやっていません」と言われた人がいるとか・・

あくまで遷宮の寄付の御礼という形なので、「ご造営資金を納めさせて頂きたいのですが」と申し出るのがスマートです。

金額（初穂料）は、最低2000円と言われていますが、3000円から5000円くらいが相場のようです。

ご造営資金の寄付金に、上限はなし。

寄付金の額によって、御垣内の正面で入ることの出来る位置が変わり

10万、100万・・と奉納すると、より御垣内の奥に案内して頂けます・・・

御垣内参拝の服装について

御垣内参拝時は、正装でないと入ることが出来ません。

男性ならば、スーツとネクタイ

女性も、スーツが一番良いようです。

中はワンピースタイプでも大丈夫です。

色は黒か紺が安全です。

柄が入っていると、断られることがあるそうです。

靴は、女性は基本パンプスが無難です。

皆さんが一番気になる服装について

服装のチェックは、その時の神官さんの判断によるので、明確な基準はありません。

ですが、わざわざ参拝に来て、目の前で入れなかったら悲しいので、私がアナウンスする時は「ブラックフォーマル」「喪服をイメージ」とお伝えしています。

靴は、以前うっかりブーツで伺ったら注意を受けたことがあります。

寒い時期のコート類は、御垣内に入る前に脱ぐきまりなので、それほど神経質になる必要はありません。

いよいよ御垣内参拝へ！

御神札授与所にて、特別参宮章を頂いたら、いよいよ特別参拝です！

外宮・内宮ともに、正宮に入ると宿衛屋があり、神官さんがいらしゃるので、そこで特別参宮章と共に申し出て記帳します。

さりげなく服装チェックが入り、手前でお清めをして頂き、神官さんの後について、正宮の御垣内へ進みます。

内に入りますと、やはり気が違います。

豊受大御神・天照大御神様の祀られる御正殿を前に、神官さんの案内のもと2礼2拍手1礼にて参拝します。

御垣内参拝は、時間にすると約５分程度。

短時間ではありますが、神様のお近くでご挨拶出来る喜びと感謝が溢れますよ。

御正殿前では、個人的なお願いをするのはNGです。

神々様への感謝や、世界平和、国家安泰など公の願事が原則です。

どうしても個人的なお願いをしたい場合は、正宮ではなく、荒祭宮の参拝時にしましょう。

内宮の第一別宮である
荒祭宮（あらまつりのみや）

正宮では、天照大御神の穏やかな一面である和御魂（にぎみたま）

荒祭宮は、神さまの荒々しく活動的な一面、荒御魂（あらみたま）をお祀りしています。

正宮（和御魂）の前では、日頃の感謝と、国家や世界の安寧を祈り、

個人的なお願いをする場合は、荒祭宮（荒御魂）に、と言われています。

皆さん熱心なので、いつもなかなかの混み具合です。

荒祭宮の御祭神は瀬織津姫？

こちらは諸説ありますが・・・

その昔は、正宮に天照大神と瀬織津姫が並んで祀られていたそう。