『三生三世十里桃花』の余韻が・・・。【plot】 | tukicya`s murmur

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*内容に触れています。

 

 
《三生三世十里桃花 Eternal Love 終極版片花》(Croton MEGA HIT 克頓傳媒2017爆款大劇)
 
 
中国ドラマ 「 三生三世十里桃花 」 
Ten Miles of Peach Blossoms 
(2017年.58集)
 
《三生三世十里桃花》
 
ドラマの原作は、唐七公子の同名小説《三生三世十里桃花》を改編したもので、監督はドラマ『微微一笑很傾城』、ドラマ『花千骨』を手掛けた女性の林玉芬さんです。ドラマの方の出演者は、楊冪(ヤン・ミー)、趙又廷(マーク・チャオ)で、今年の夏には早くも、劉亦菲(リウ・イーフェイ)、楊洋(ヤン・ヤン)、出演で映画が上映される。物語は『青丘帝姫白浅上神:白浅(楊冪)と九重天上の太子:夜華(趙又廷)との三生三世におよぶ世紀の愛と憎しみの情縁を描いたもの』
 
三世(前世、現世、来世)と続く為に、年月のスパンがとてつもなく長くて7万年前や300年後とか出るが、"時の流れ"がとても綺麗で積もっている想いを映し出してくれているので、"時間"というキーワードは、かなり需要性を秘めている様に思う。ドラマの方は、話数が58話もあるのでうまい具合に綺麗に収まっていたが、映画の方は尺が短いのでどのように描き出してくれるのか?!上映が楽しみでもありますね。
 
 
楊冪  白浅/司音/素素
 
九尾白狐族上神、青丘帝姫、四海八荒一の美女。法器:玉清崑崙扇。
小さなことにはこだわらず、愛しこみ憎しみこむ勇気がある。劇中、青丘帝姫:白淺、昆侖虛の弟子:司音、俊疾山の俗人:素素の三人の身分になる。彼らより身分と地位が極めて高い為に、四海八荒の多くの神に敬われ「姑姑」と称される。上神の位に就くが却って面白ずくことにかまけ陥ってしまい、細かい事に拘らず、常に自分を見失うほど酒を嗜み、礼儀を送るのが下手である。
 
趙又廷     夜華/照歌
 
九重天上の天君の孫で太子、青丘女君:白浅の許嫁。素素の夫。
冷静・堅実・英才、怒らずとも威厳があり、自ら持っているものは内に隠してしまう。
 
張彬彬     離鏡 
 
翼族の二皇子。
擎蒼が東皇鐘に封印された後に、宮を再生し活性化する為に大紫明宮の新しい翼族の皇帝となる。風流で愛情深く、英気が溢れ出ていて、気構えが一気盛んだ。
 
祝緒丹     玄女  
 
白浅大嫂の妹妹、美しい容貌のためにすべての可能性を都合よく手に入れるとする。白浅の美貌に嫉妬し、願いに応じて直ぐに自身の容貌を白浅同一に作り上げ変化させる。
 
黃夢瑩     素錦
 
 天族に忠実な唯一の家系、昭仁公主に封じられ、天君の義妹。
素錦は天妃のようにおっとりとしていて、優雅、高貴で端正、尊く高貴で華やかな服の下には暗い心を隠し持っている。
 
《 天族 》
《 天族(崑崙虛および青丘) 》
《 翼族 》

 

※上神 - 神族の中で最高品階を上神とする。

 

(参照:wikipedia,壷讀)
 
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あらすじ
 
大昔、遠古の神々が衰退した後、現今の時代には、龍族(九重天:天君の一族)、碧海蒼靈(東華帝君)、鳳凰族(十里桃林:折顏上神)、崑崙虛:墨淵上神、九尾白狐(青丘の国の白止帝君一家)ら一族の子孫が単独に幾らか存在し最後に残った。青丘の狐帝:白止(張弓)は四人の息子と一人の娘の子供を得た。この唯一の一人娘はかなり立派に成長し、これがむざむざと幾らかの運命を後退させたのである。十四万歳の高齢の命に至り、ただ幾つかの情に巡り会ったに過ぎない。
   
”異民族との婚姻は出来ないのである。”
年少時期に、創世の神を父神に持つ戦神:墨淵(趙又廷)を師と拝み、門下に入り、学問時に一時的に女から司音(楊冪)として男に扮して修行していた。ある日、翼族の現翼君:擎蒼(連奕名)は、天族に攻撃を仕掛けようと、墨淵の弟子:令羽(張赫)と一緒に司音を翼族の王宮大紫明宮に連れ去り、令羽を手下にするために要求を受けるように強いた時に、折しも司音(楊冪)は離鏡(張彬彬)と出会うことになった。あの思慕して更に一緒に居たいと芽生えた時期に、離鏡と共に恩と恨みのもつれの期間を過ごし、当然間もなく娘の愛情運は終結した。
 
”彼女はあの一人の男の身によって考えを誤らせ、この情のもつれが待ち受けていた。”
成長した彼女に似ている一人の女の子が現れ、すぐに都合よい計略を走らせようとしたのだ。かつて翼族の離鏡(張彬彬)は司音と相愛になるが、しかし当時に司音が墨淵を好きであると誤解し、それ故に司音と似ている様の玄女(祝緒丹)が現れた時に、玄女に誘惑され、司音を裏切ってしまうことになった。そして、さらに玄女は、翼族を手助けしようと企み陣法を盗んだ挙句に、墨淵の命を東皇鐘に祭り上げる羽目になったのだ。
 

七万年後の年月が過ぎ、青丘狐帝の末娘の白浅(楊冪)は再び擎蒼を封印しようとして、却って擎蒼によって法力を封じられ記憶を失くしてしまう・・・。

 

”私の夫は夜華、私は素晴らしい年月の中で彼に出会い尽きたことを残念に思う”

折しもこの世の俗世で夜華(趙又廷)は、運命の中で一度思いがけず、俗人の一人を愛する上に素素(楊冪)と名前を称した。もともと平凡な俗界で一緒に隠居すると素素と決めていたものも終わってしまい、思いがけず九重天上にやって来た素素は、間もなくして偶然の因縁を迫られることになる。幼い時から天君の孫の太子:夜華に片思いをし、ひたすら夜華に対してかつての彼の心を手に入れようとする黃夢瑩 (素錦)によって素素は次々と酷い仕打ちを受け、さらに素素は両眼を取られる迫害を受けることになる。そして、自らの子供:阿離(張藝翰)を産み落とした後に、素素は夜華に対して数々の誤解を抱いた為に、ためらいなく誅仙台から飛び込み、彼女を助け出そうとした夜華も同様に後を追い飛び落ちてしまった。

 

”彼はこの世に俗人の素素と称する彼女はもともとからいないと言う事を知らない。”

三百年後、夜華はもう一度白淺に巡り会い、彼は一目ですぐに彼女であると気づくことになる。このようにして、白浅と夜華は共に三生三世にも渡る愛と憎しみのもつれを過ごすことになる。

 

”何代にもわたっての情縁、誰を拾い上げ、誰を捨て、誰を全身で気にかけたのだろう。

当時の年月には誰を想い回想し、誰を慕い、誰に愛情を芽生えさせたのだろうか。”

 

(参照:wikipedia,壷讀,原作文)
 

 

 

 

《 感想 》

 

今まで、修行を積み重ねて普通の人間を超えて神通力を出す人達が出てたけど、ある意味、空想で”あ~、すごいなぁ”と思うくらいでなかなか実感がつかめない感じがしていた。バックに映し出されているCGまみれの背景も、はっきり言って、作った感から抜け切れずで溶け込めていない感じだしね。しかし、今回のお話には人間界を超えて天界の神様達が出てきます。時間の流れも法力もスケールがとてつもなく大きいです。白浅(楊冪)の歳は十四万歳、夜華(趙又廷)は五万歳だし、墨淵(趙又廷)に至っては三十六万歳よ! 阿離(張藝翰)ちゃんの三百歳がかわいく見えるわ(笑)
 
”神様ならそんな世界もあるだろう。神様ならそんな強力な力も使えるはずだ。”と無条件で納得してしまう。アニメ『ドラゴンボール』で言えば、人間のクリリンの力ならその程度の力量だろうと思うし、サイヤ人の孫悟空なら人間を超えての偉大な力を発揮するだろうし、ましてや神様なら、人間もサイヤ人をも超えるまだ見たこともない遙かな能力を持っていそうだと、想像もつかない面白さをみせてくれる期待感が沸く。
 
そんな神様達も人間の様に狂おしいほどの恋をする。それも、白浅と夜華は三生三世にも渡る愛と憎しみの年月の愛を・・。俗人であるが為に受ける苦痛、神様がある為に身分の壁が立ちふさがるもどかしさ。二人の身分が何度が変わり、何度も妨害にも遭うが、二人の心の奥深く沈む愛情の縁の糸が、切れかけては結ぼうとするところが、なんとも切なくも美しいのである。夜華(趙又廷)のひたむきで深い愛も素敵です。女性監督の林玉芬さんだからなのか、一息の間やら服がなびく空気の間ひとつひとつがとても綺麗で、絵の美しさをさらに魅せてくれています。
 
楊冪と趙又廷のお二人は言うことなしの演技力抜群の美男美女だし、神様の暮らしも振りも垣間見えるしアクションも出てくるので絵だけ見ていても楽しめるかもです。あぁ・・しかし、二人は美しすぎる(笑)
 

夜華(趙又廷)は黒龍族。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《三生三世十里桃花 》片尾曲MV【涼涼】楊宗緯,張碧晨

 

(Croton MEGA HIT 克頓傳媒2017爆款大劇)