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阿讃高原牧場ブログ

KAZUが牧場と牛たちについて
 日々のあれこれを綴っています。


台風が去ってしまうと
いきなり気温が下がりましたよね叫び



最近まで昼はそこそこ暑かったですが、今はひんやりしてきた気がしますあせる






今回は牛たちの寝床についてです。


・・・といっても牛たちにとってはそこで食事もしますから、
食堂と寝室を兼ねている感じです。



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通常このような敷き料を敷きますが

種類も、のこくず・もみがら・稲わらなど
他にも色々あります。




牛たちが快適に生活できるようにきちんと管理しています。

また、過ごしやすくストレスを少なくする為にこまめに交換しています。


なお、交換したものは前回説明したように、たい肥利用しています。





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牛たちが当たり前にエサを食べて
ゆっくりと横になって反芻したり休んだりできるように、



それぞれの牧場でも、
敷き料の種類・量・飼育密度・温度・湿度などの条件によって
いろいろと牛たちが生活しやすいように工夫をしていると思いますOK




人に置き換えても一緒で、
どうせならできるだけリラックスできる住環境がいいですよね!!




おはようございます(^O^)



嵐が過ぎ去ってしばらく経ちますが、

今日は晴れやかに澄んだ空気に
モチベーションが上がりますアップ



しかし、秋は深まり、
寒さが増したように思いますカゼ






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機械によるエサやりをしていますロボット


たくさんの種類があるエサの中から
成長の段階や、状況に合わせて
厳選したものを与えています。








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内容については変えても
すぐに結果が出るものではないので


長期的なプログラムを考え、様子を見ながら
より良いものになるよう試行錯誤しています。




これを牛に関することわざで表現するならば…

“商いは牛のよだれ”と言うみたいですが
それはつまり、日々のこつこつが大事ってことですよねー得意げ





10月に入って台風に次ぐ台風で
毎週各地で大変な被害が出ていますね台風



不可効力の自然災害とはいえ、
どうにかならないかと日々思いますねあせる






さて、今回は動物たちの排泄物などを発酵させた、
田畑の肥料・・・たい肥についてです。





まずどうやってできるかというと、

牛の場合は
排泄物の水分含有量が8割ぐらいあるので、
オガクズやモミガラを混ぜて水分量を減らします。


そして発酵のためサイズをできるだけ均一化して積み上げます。




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その後、空気を入れて発酵を促進させる
切り返しという作業をだいたい5回以上します。



そうすると…70~90日で黒色もしくは黒褐色になり
完全なたい肥の完成です。





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たい肥は、化学肥料に比べると効き目がゆっくりで、
持続性が高く、だいたいの作物に適していると思います。


有機物も多く含まれていて
作物の収穫量や品質の向上にも効果があるそうですニコニコ




農家の皆さんに有効利用してもらえれば嬉しいですね!!