古今東西「薬食同源」通じる健康法があった。 | 森ノ宮 美容室 hair's LEMONed(レモネード)USJ美容師の独り言

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現在、世界の最も広い地域で行われている現代医学は、西洋の伝統医学の流れを受け継いで来たものです。西洋の伝統医療はギリシャに始まりますが、ギリシャ医学もまた、古代エジプトや古代オリエントから伝わったものであると言われています。


そして古代の医学の源を突き詰めると、原始人が行っていた治療法にもつながります。動物は病むとと本能的に必要な植物を見つけるのと同じように、原始人は様々な薬草を見つけ、経験を重ねることで知識を積み上げてきました。また痛むところをなでたり、揉んだり、温めたり、冷やしたりすることも、原始時代から続いているといいます。その知識が集積され、体系化されたのが各国の伝統医学であり、そこにも「薬食同源」の考え方を見ることができます。

例えば、古代ギリシャではヒポクラテスが「汝の食事を薬として、汝の薬は食事とせよ」と格言を残しました。また、古代インドの医学「アーユルヴェーダ」では「薬草も山野菜も区別はない」という考え方で、良いものを食べて十分に消化することが最も大切とされてきました。このように、古今、様々な場所で「薬食同源」が実践されてきたのです。