高濃度トリートメントヘアケア専門店ボンズの山本です。
■やせるには運動ではなく食事
運動で減らせる体重には限界がある
私も半月、毎日ですが仕事帰り、電車通勤なので駅から家までの2キロを歩いています。歩くのが基本なので運動不足も兼ねてです…
牧田先生の書籍にこんな事が書いてあったのでご紹介しますね↓
医学博士 牧田善二
『やせるために走っている』というビジネスパーソンが沢山います。毎日の仕事だけでもつかれるでしょうに、ご苦労な事だと思います。
しかし、本当にダイエットを考えるなら、運動するよりも食事を変える
事です。運動で減らせる体重などたかがしれており、とても効率的とは言えません。
もっとも、多くの人がこれまで『食事よりも運動で減量したい』と考えてきた理由は、私にはよくわかります。食欲には勝てないからです。
特に男性は『お腹をすかしているくらいなら、ハードな運動に、耐えた方がいい』と考える人が多いのです。
しかし、そういう思考回路に陥ってしまったのは、ひとえに正しい知識がなかったからです。
第1章でも触れた通り、ダイエットにカロリー制限は無用。糖質制限なら、空腹に耐える必要などありません。
ところが、スポーツクラブのインストラクターなどから『運動をせずに食事だけでダイエットをを行うと筋肉が落ちてします』と吹き込まれるケースがある様です。
『運動をすれば筋肉がつく』というのは事実です。
しかし、『食事制限でやせると筋肉が落ちる』というのはウソです。
前項でも説明しましたが、食事で糖質を制限すれば、まず、グリコーゲンが使われ、次にようやく脂肪が燃えます。その脂肪(体中の脂肪細胞に溜め込まれた中性脂肪)が全部使われてしまったときに初めて、私達は筋肉のタンパク質からエネルギーを得るようになります。つまり、筋肉が落ちるのです。
そんなことは、山で遭難して何も食べずにいたようなときにしか起きません。
そして、70キロの男性には、1ヶ月以上の脂肪エネルギーのストックがあるのです。
少なくとも、ぽっこりお腹を気にしている中年男性が、筋肉からエネルギーを得なければならないほど食事制限を貫いてしまうなどということは考えられません。
なお、筋トレに励んでいる人達が、よく口にする『筋肉を増やす事で基礎代謝を高めればダイエットに繋がる』という理論は間違っていません。
しかし、そこまで基礎代謝を高めるには相当のトレーニングが必要です。
又、十分なトレーニング時間が確保できなければ、すぐに筋肉は落ちて元の木阿弥となります。
ここが問題なのです。
皆さんは、プロのアスリートでなないのに、
ずっと厳しいトレーニングを続けることができますか?
70歳を超えてもできますか?
テレビCMに登場する『ハードな運動によって驚くほど引き締まった元肥満者』の有名人が、ずっと、その肉体のままでいられると思いますか?
『かっこいい肉体美をつくりたい』
という思いから筋トレに励むのは悪いことではありません。しかし、それをダイエットや健康づくりに結びつけようとしない事。
中途半端な一石二鳥は狙わずに、まずは正しい食事法を身につける事を最優先に考えて下さい。
本当の健康は『一時的な頑張り』では手に入りません。
理性あるビジネスパーソンならば、無理につけた筋肉を長期にわたって維持しようと努力することによりも、糖質制限に集中する方が、自分にとってはるかに利に多いとわかるでしょう。
その上で、運動をするなら、ウーキングや階段の上り下りなどを20分も行えばいいでしょう。
特に糖質を多く摂取した後には運動しましょう。
それによって血糖値の上昇を抑えられ、肥満を予防できます。