ダンスを踊ってる子に時々
「普段は何を踊ってるんですか?」
と聞くと、
色々なジャンルが返ってくるんですが、
「ロックです」
という人に、
「ロックって何?」
と聞くと、70年代に・・・とかロッカーズが・・・とか色々と返ってくるんですが、
「ヒップホップです」
と答える子に、
「ヒップホップって何?」
って聞き返すと
「ダウンとアップがあって…」
みたいな答えが返ってくる事があります。
ヒップホップが何なのか良く判ってないで踊ってるって事ですよね(;´Д`A
別に何年に誕生して、どうのこうのとか長い説明を語れってわけじゃなくて、
最低限ヒップホップって何なのか?
位は知った方が良いんじゃないかなと想い今日はブログを書き書き。
ヒップホップはダンスでは無くカルチャー。
深く理解する事で、
自分に誇りを持ち仲間を大切にし地元を愛する事の素晴らしさがあると思います。
ダウンとアップのリズムでランニングマン踏んだらヒップホップだよ♪
なんてものじゃないです。
じゃあそれが間違いか?と言ったらそうでは無く、ダンスとしては間違いではありません。
そしてダンスは特別な人に許されたモノでもありません。好きな曲が流れたら鼻歌を歌う感覚と同じで、本来皆に平等に存在する感覚なんです。
音楽が流れたら自然に身体が動く・・・
それがダンスの根本だと思います。
そして、そこに様々な技術を身につけていき使う音楽などで色々な形に変化していきますが音楽ありきでシンクロして踊っていく。僕はそれを共通して、リズムダンスと呼んでいます。
話が前後しますが、ダウンとアップのリズムに合わせてランニングマンするのがヒップホップだ!
はリズムダンスとしては○ですが、ヒップホップとしては△だと思います。
ちょっと解釈が難しいですが、
長い棒の上に四角い箱が乗った神輿みたいなのを意味も判らずオッショイオッショイみたいな声をだして、町を適当に練り歩き、屋台みたいな形の店で焼きそばみたいなのを売ってて、
これが日本の祭りだ!って言えないのと同じ感じだと思います。
意味が判った上で初めて出てくる説得力みたいなものだと思います
理解した上で壊して新しく作るのは大賛成ですが、理解せず何となくは身内ノリだけでよいかなと。
上に書いた内容は理解するのは自由だし、強制するものでは無いですが、
ヒップホップを掲げて教える立場の人なら理解した上で教えていって欲しいなぁ~
というのが僕のスタンスです。
まぁイチ個人の意見なので賛否はあると思いますが、
海外行って、地元の人が空手教室開いてて、空手の格好だけど、やってる内容がカンフーとムエタイが合体したようなのを教えてたら…
空手じゃねえじゃん‼︎
って突っ込みたくなるようなモノだと思うので(´・Д・)」