子供に良かれと思ってやっていることが、
本当に子供は喜んでいるのでしょうか?
勿論本当の時もあるでしょう。
でも、それが喜んでいるフリや、嫌々だったら、後々子供の人生に影響を及ぼす場合があります。
今日はそんなことを思ったので書いてみました。
最近小学校1年生の子供がサッカーを始めました。
夢は「サッカー選手!」それを聞いて、
サッカーを全く知らない私は情報収集開始。
すると、さすが情報社会!子供に良かれと思ったら、スクールは勿論、あれもこれも、それもこれもと沢山出てきます。
やるのは子供なので、そんなに焦ることもないと思う反面、早くからやる事で後々負担が少なくて済むのでは?と考えると、色々悩みます。
いわゆるお受験と同じですね…
ここで気を付けたいのは、どんなに良いスクールで、本人に聞いて決めさせたとしても、年齢が小さければ小さいほど、親の願望や決断が含まれているという事です。
子供の為と思って子育てに熱心なのは悪いことではありません。でも、その思いが強ければ強いほど、期待度も上がりやすくなります。
いつの間にか、夢はサッカー選手だったのが、
「こんなにしてもらったんだから…」
と、親の期待に応えることが夢になってしまった…なんて事にもなり兼ねません。
そしてその事に気付かないまま、親にコントロールされ続けている大人もいます。
そうならない為に、親は
「子供の為」
ではなく、
「私が行かせたいと思ったからスクールに通うのを決めた」
(これは「行かせたい」という自分の願望だと認識して、「行きたい」という子供の思いとは切り離して決断する)
と思えると、子供が挫折してしまった時に
「あんなにお金かけたのに…」
「意味がなかった…」
など後悔することが少なくなります。
自分が行かせたくて決めて、自分が出したくてお金を出した。と考えるということです。
~の為に~してあげたと考えると、
期待だけではなく、コントロールも出て来やすくなります。
幼い子供が出来ない 、環境作りや情報収集などは親がすることも必要ですが、
冷静に子供の思いと、親の思いとの線引きをすることがとても大切です。
挫折した時、1番ショックなのは本人です。その時に
「よく頑張ってたと思うよ。」と言ってあげられるようにするには、
子供の為=自分の為という認識が大切です。
子供は、親の期待の為ではなく、健全に自分の願望の為にやっていく事が出来れば、決断力や、自立心が育っていきます。
その場合は、挫折しても立ち上がる強さも備わっています。
子供の事で悩んだ時、見つめ直すのはまず自分!ですね^ ^
子育てに正解はありません。
だからこそ不安になってしまうことも沢山あります。
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