先日、自分が物心ついてから
初めて
母に寄り添ってもらえた
と思えた日がありました。

長年のわだかまりが少し溶ける
兆しが見えた、そんな気がした日でした。




これまで、
わたしは母の心配症でコントロールしてくる
エネルギーが嫌で嫌で。
本当に最低限のことしか
考えてることとかを伝えてきませんでした。


実家に帰っても数日いるともうだめで。
そんな仲だから
距離を置きまくって生きてきました。


自分がセクシャルマイノリティという
その背景も相まって、母親に家族に
自分の人生を「隠す」ことが
デフォルトで。。


家族にも友達にも他人にも。
バレないように。
鎖まくって生きてきて

気づけば心を開ける人はパートナーくらいしか
自分の近くにいなくて。。

このまま、こんな感じで
人生進んでいくのかなー。。

なんて、安心感の中にも少し
変化が欲しい気持ちもなくはなかった。






今年の6月にさやちゃんの
生活ビジネス講座を知って
やったことリストに向き合いながら
たくさんの未完了を完了させてきて。


8月にやっとこさ講座に申し込んだ。


やったことリストやブログセラピーといった
課題を淡々と進める中で、



わたしは

今年最大の完了と言っても過言ではない

9年間連れ添ったパートナーとの別れ

を経験しました。



母には、パートナーとパートナーのお母さんと
一軒家で3人暮らしをすることは伝えていたから、



「元パートナーの家を出て
新たな場所へ引越します。」



と伝えるということは
パートナーとの別れ

を意味するということで。。


どうなってるのか気になって
色々と聞いてくるだろうから


9月末には
そうすることは決まっていたけれど


11月になるまでの
1ヶ月間ずっと言い出せずにいました。


女性と付き合うことは納得していないにしても
1人になることを心配するだろうから。。



だから、
今回は包み隠さず伝えてみようと

今の彼女のかおちゃんからのアドバイスもあり
母への自己開示に挑戦してみました。






自己開示の内容はというと、

自分は女の身体を持っているけど、
女の感覚では全くないこと。


そして、
それはお母さんのせいではないということ。


万が一、お母さんのせいだとしたら
こんな誰しもができない経験を
させてくれて感謝している。ということ。


今、お付き合いさせてもらっている
女性がいること。


その方には、お子さんがいること。


引越し先について、どこで
どんな内装になっているのか。


など、普段なら言わないような内容も
しっかりと伝えてみることにしました。


そして、少しでも安心してもらえたらと
彼女が作ってくれてるご飯からは
彼女の人間性が滲み出ているので
見てもらおうと送った。


 



結果、言ってみて本当によかったです。

母からは、


「相手の人がどんな人かわからないけれど
きちんとした素敵な人と思います。」


と、返事がありました。

素敵な人だとわかってくれた。伝わった。と
とても嬉しく思った。

本心を言わない。という未完了を
完了させたことによって、
母との関係の変化がありそうです。














そして、彼女がとても丁寧に
暮らしている人だということも、


わたしのことを深い愛情で
想ってくれていることも、


伝わったと思う。

安心してくれたと思う。



初めて、あの強気で度がすぎるくらい
厳しかった母が、


心配性でごめんなさい。


って謝ってきてくれた。



ごめんなんて今まで言われたことがない。

何度も詮索とか不安からくる質問が
繰り広げられると思ったけど、
1回で終わった。


わたしが心を開いたことで、
母も変わってきているのかもしれません。




 

 
さやちゃんのおうちで生活ビジネス講座に
入ってからというもの、


数々の未完了を完了させてきました。


小さな未完了はもちろんですが、
これまでずーっとできなかった

重たい未完了の完了がどんどん続いている
実感があります。

それが、
本当に威力が半端なくて。


さやちゃんがブログをリブログして
力強いブログと紹介してくれたり、

本の出版をお声がけしてもらったり。



予想もしなかった現実が
展開されてきました。



そして、
そのさなかに今の彼女に出逢えたんだよね。


彼女とは7月9日に初めて会って
(って言っても挨拶程度)

そこからとんとんと
一緒に暮らすまでになってしまった。



こんな風に自分が

そのままの自分でいられて
安心して暮らせる未来

があったんだ。


今でも夢なんじゃないかと思うことがある。



自分が、男性のエネルギーとして
外側じゃなくて中身を見てくれていることが
こんなに嬉しいものだったってことは
彼女が教えてくれた。


しかも、それが当然のことでしょ?って
疑いもなく言い切ってくれることにも
幸せを感じる。


今までは朝9時までダラダラ寝てた自分が
朝早起きして活動できるくらい
エネルギーがあったことを思い出させてくれた。


話したことを覚えてくれていて
さりげなく表現してくれる優しくて温かい
愛情に包まれている実感や体感がある。


そして、母との関係も
サポートしてもらっちゃっている。


あなたが変わったからだよ。
って、彼女は言うけど、

彼女の本質を見極めることのできる能力が
助けてくれている。
自分の気持ちを確実に軽くしてくれています。






これまでもとっても愛されていたし
幸せだったけれど、

さらに大きく深く温かい幸せが
わたしの身体全体に広がっていっている。


妹にもとっても支えてもらっています。
そんな風な関係になれるとは子どもの頃は
思いもしてなかった。

わたしが尖りすぎててわがままで。
破天荒すぎたんだよね。
いろんな相談ができるようになれて嬉しい。




わたしは、自分がこんな風に生まれてきたことで
苦しみ悩み、死んだ方がマシくらい
思ったときもあった。


だけど、諦めずに生きてきてよかった。
  

もっともっと幸せになっていく。
その姿を見ていてほしいと思います。