お久しぶりです。

 

 

今更ながら、このニュース聞いた当時、ひっかることが多かったのであくまで、私の推測のもとこの記事について考察してみました。

本当に余計なことですが。。

 

 

統合失調症を発症と書いているが、2013年4月に入社し、5月に自死されている。統合失調症の診断には、通常、数ヶ月要するが本当に発症していたのだろうか?吃音を知らない医療者からすれば、吃音による苦しみは「大袈裟」「被害妄想」としか受け止められないことがある。吃音を隠していれば軽度なのにそれで死ぬわけがないと思うのが、吃音を知らに人の普通の考え方だと思う。今回は、それによって、診断された可能性があるのではないかということ。

 

もう一つ、親御さんが吃音はなかったと話しているが、これは吃音あるあるで。当事者だけが苦しんで、周囲の人、つまり家族ですら吃音があること気づかないということ。幼少期にあったとしても家族は消失したと思っている。何故かと言えば、当人は一生懸命隠すからである。幼少期に親御さんに吃音に対する否定的(些細な言葉であっても)な言葉を聞いて、吃音=あってはいけないものと感じた当事者は一生懸命隠すようになる。吃音を生じそうな言葉を話さないようにしたり、他の言葉の置き換えや助走など多様なテクニックを使えば、気づかれない。ただし、その隠そうとする努力はとても疲れることも忘れてはいけない。

 

入社して間もなく亡くなられているが、吃音あるあると思う。環境が大きく変わる、就職時期、吃音を苦になくなるということは決して少なくない。

 

 

これはあくまで、吃音をある程度以上知る人が感じたことで、もしかするとこの方は本当に吃音はなかったのかもしれない。

 

ただ以下の前提があってどうしても気になってしまって。私だけの心に留めず、知ってほしいと思って。

吃音を家族すら知られず、一人孤独に戦っている当事者の方は本当に少なくないということ。また、吃音を知らない人からすれば、たった1ヶ月も我慢できずにと思ってしまうが、吃音があれば我慢できなかった可能性は高いだろうと吃音を知る人間からは予測できてしまうということ。吃音は思っている以上にきついのです。

 

 

憶測に過ぎない記事、本当に申し訳ありません。

当人の気持ちがわからなければ、真相はわからないですね。

 

 

 

 

(以下、毎日新聞の記事より)

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ゼリア新薬工業(東京都)の男性新入社員(当時22歳)が2013年、入社研修中に男性講師の言動で精神疾患(統合失調症)を発症し過労自殺したとして、東京労働局中央労働基準監督署が労災を認定していたことが分かった。千葉県内に住む男性の両親は8日、同社と講師などを相手取り、約1億510万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。

 労災認定は15年5月。労基署の決定などによると、男性は13年4月の入社直後から8月までの予定で研修を受講。4月10~12日に研修会社実施の「意識行動変革研修」を受けた際、講師から「吃音(きつおん)」と決めつけられ、いじめられた経験を同期入社42人の前で言わされた。5月18日に一時帰宅する途中に都内で自殺した。労基署は労災認定基準の「ひどいいやがらせ、いじめに該当する」と判断した。

 両親によると、男性が吃音と診断されたことはないという。父親(59)は都内で記者会見し、「会社は責任を認めようとしないが、訴訟を通じて軍隊的、洗脳的な研修に警鐘を鳴らしたい」と話した。

 ゼリア新薬工業広報部は「まだ訴状を受領していないのでコメントは控えたい」としている。