・・・っと
なんだか変なタイトルですよね・・・
ご覧になったかたもいらっしゃるでしょう・・・
僕も公開されたときに気にはなってたんですが、ようやく見ました。
闇の子供たち
江口 洋介さん主演のあの映画です。
貧困地域の子供を生活の為に親が売春ブローカーに我が子を売る・・・
しかも安易な金額で・・・
売られた子供たちは、売春宿で性の強制労働を強いられます・・・
このお話は、タイでの話しですが、結構どこの国でもあるみたいですね。
まだ10歳にも満たない子供を世界中の幼児愛好者が買いに来ます。
男の子も女の子も、対象です。
中には、そんな子供たち同士を強制的にさせたり・・・
ここで???が出てくるでしょ?
そう・・・
男の子には、ホルモン注射で強制的に勃起させ、女の子とさせるんです。
行き過ぎた愛好者は、ホルモン注射を打ちすぎ子供を死に追いやる・・・
・・・
・・・
当然、エイズに感染する子も出てきます。
病気が発症し“使い物”にならなくなった子供たちは、ゴミ袋に入れられて捨てられます。
そして、この映画で心底考えさせられること・・・
日本は、15歳未満の子供の臓器移植は法律で認められていません。
例えば心臓移植をするのにアメリカでドナー提供を待つニュースなどをご覧になってると思いますが、
渡米費、手術費・・・などで1億円とかかかるみたいですよね。
さらには、一国の猶予もない子供たちも・・・
運よくドナーが見つかるまでは、いつ移植手術ができるかわからない・・・
そう闇の子供たち・・・
闇ルートでタイなどで臓器移植を行う場合、正規に渡米してドナーを待つより最短、低価格で実現できるそうです・・・
考えさせられるのはそれだけではなく、臓器提供者の子供たちは
“生きたまま”提供されるんです・・・
病院で麻酔をかけられ、摘出・・・
イコール“死”です・・・
我が子の命の尊さも理解できます。
それと引き換えに “お金” で命を捧げなくてはいけない現実・・・
お子さんを持つ方は是非ご覧になった方がいいかと思います。
みんな精一杯生きてるんですよね・・・