1月札幌支部Night Seminar開催報告☆ | hanareha-hokkaidoのブログ

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こんばんは。

先日行われた、1月札幌支部Night Seminarの開催報告です。

今回のテーマは『これだけは知っておきたい運動器疾患に対する中枢神経系の診かた~上肢基本編~』でした。



○内容
・姿勢制御と上肢の関係性
・リーチングの構成要素
・把握の構成要素
・上肢運動の神経制御
・神経科学と連携した運動器リハへの応用


上肢基本編ということで、まずは肩関節の構造的特徴や機能について学んでいきました。

肩関節というと一般的には肩甲上腕関節を指しますが、肩鎖関節や胸鎖関節、第2肩関節、肩甲胸郭関節などのさまざまな関節が複合的に機能することで動きを作り出しています。

その複雑な構造を成す肩関節を診る上で必要となる関節内での滑り方や肩甲上腕リズムについてのポイントを押さえていきました。



次に、姿勢制御と上肢の関係性について実技を交えて学んでいきました。

上肢の活動として多く行われるリーチ動作の際に先行して起きる体幹や下肢での姿勢の制御や調整がなぜ重要なのか、またどのようなメカニズムで起きているのか、座学と実技を通して学び、深めていきました。

複雑な神経系について、座学だけでなく実技を交えて学ぶことで、実際の動作をイメージをしながら、整理していくことができたのではないでしょうか?



そして、上肢活動に伴う神経系の働きを理解した上で、どのように運動器リハへと応用していくのかということについて、実技を通して学んでいきました。

上肢運動における構成要素を整理し、そのどの要素に対してアプローチしていくのかを明確にすることで、これまでの徒手的な介入や運動療法をより効果的なものにすることができると感じました。

環境や難易度の設定、介入時の観察のポイントなど、臨床ですぐに活用できるヒントを得ることができたと思います。

講義中にも講師の中村が言っていましたが、高度な知識や技術は簡単に身に付くものではなく、日頃からコツコツと積み重ねていくしかありません。

参加者の方々がそのような気づきを得られ、その気づきを継続するためのヒントを知ることができる。

そのような場として、花畑リハビリテーション研究会は在り続けたいと思っております。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

花畑リハビリテーション研究会
事務局 久保田亮平

 

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