共生・ 共働を理念にもつ「わっぱの会」を母体に
名古屋で障害者への介助派遣をしている 
「生活援助ネットワーク」です。

地域で暮らす障害者の生活や
わっぱの会について、色々記事にしていきます

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先週末わっぱで生活してる人のお父さんが
亡くなりました。

お父さんの安否確認の為の毎日の電話、
連絡が取れない時にお家まで訪ねていき、
入院する時も、施設に入る時も
全てわっぱで段取りし対応しました。

この親子とわっぱの関係は古く、
50年近く前に、
養護施設の先生とご両親と本人さんと
一緒にわっぱにやってきてからの付き合いだそうです(私は15年程度💦)

一般的には「当法人を利用している障がい者のご家族」なんだけど、
わっぱは、障がいある当事者だけでなく、
ご家族も含め関わる皆で、
「共に生きる」なんだなぁと実感できる葬儀でした。

喪主が息子にあたる障がいあるk1さんですが、
わっぱでk1さんの後見人をしているので、
わっぱでお父さんの葬儀をして

お通夜の前の晩、
代表とわっぱの母o倉さんと、
毎日安否確認連絡をしてくれていた🌸さんの3人で
お父さんに寄り添い、
お父さんの昔話が出てくる出てくる、、、
一晩では語りきれないほどだったと(笑)

お通夜で、代表が喪主の代わりに挨拶をし
参列してくれた方にお父さんの思い出話を話してもらうよう司会進行、、(思い出話はわっぱ恒例です)

お父さんが入居していた施設長、
k1さんと一緒に働いていた人、
k1さんのコーディネーターの大将、
わっぱの母のo倉さん、
🌸さんなど、k1さんを通してのお父さん面白エピソードが沢山あるある(笑)
とってもとってもあたたかいステキな葬儀でした照れ

お父さんは、葬儀場に10年ぐらい前から
自分の葬儀のことを相談にいっていて
遺影やお花、参列者への助六など
全て決めていたみたいです
(用意周到なお父さんらしい)
2年ごとに相談に行き、1番悩んでいたのが
参列者への助六の数だそうです(笑)
最後の最後に葬儀場のスタッフさんからも
面白エピソード(笑)

そして、それを全て覆すわっぱ(笑)
遺影も証明写真みたいだったので
笑顔がステキな写真に勝手にチェンジパー
お花もグレードアップして、とても華やかにパー
お父さんのよみの10個程度の助六も
50個の豪華なお弁当になりパー
悩んで悩んで決めたお父さんの意向が殆ど
却下された葬儀に葬儀場スタッフも笑ってました(笑)
でも、とてもステキな変更になりましたおねがい

人が亡くなることは寂しいし悲しいですが
お父さんに関わる人たちと
思い出話に花を咲かせて笑顔で弔うことができて
本当に良かったと思います
こんな幸せな最後が迎えられるのは
お父さんの人柄なんだとおもいます

96才バンザイ🙌
今頃、何十年ぶりにお母さんに会って
夫婦水入らずを楽しんでいるのかな