ずるい | 歓びの種

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お山の樂校の代表あいこのおしゃべり部屋。お山のスタッフとして、2人の娘の母として、愉快な4人家族のひとりとして。日々のいろいろな出来事から私が感じることや私から見えている世界を、氣ままに書いてみようと思います。

自宅のどんぐり教室での子どもたちの会話の
中で出ていた言葉

「ずるい」

5年生の女の子が毎日の宿題に疲れてしまったから、お母さんと話し合って明日は学校休んで
休憩の日にすることにしたそうです。

その子が、初めは「明日休む〜♪」
って嬉しそうにしてたけど、
「でもみんな行きようのにずるい氣もちにもなる」
ってことを話してくれました。

うちの長女も公立小学校に通ってた頃、元氣なのに休むとずるいって言われそうって言ってました。

その頃、「ずるい」ってどういうことなんやろね。
ってことを度々話してました。

誰かのことを「ずる〜い」って言う時には、
「羨ましい」の氣もちが隠れてます。

「ずるい」の言葉の後ろにある「羨ましい」

羨ましいなら、自分も我慢せずにやればいいんだけど。
自分自身に許可を出してないから、他の子がやっていることがずるい!になる。

誰かの「ずるい」を発見することは、「自分もやりたい」の氣もちを発見すること。
発見したら、自分にも「やってみていいんだよ」って許可を出してあげたらいい。

その許可を出せたら、ずるいの氣もちは勝手に消えていくから。

そうしたら、誰かを責めることなく、
許可を出せた分だけ自分にも優しくなれる。

誰かのことを「ずるい」って責める子の言葉と行動より、その後ろにある「羨ましい」に目を向けて、我慢しなくていいんだよ〜って言ってあげられるといいなと思います。