漢字に興味を持った次女
本を出してきて、もくもくと漢字を書き写しています。
私が「漢字読めるといろいろ広がるよ〜」と言ってた時には全く関心を寄せてくれなかったけど。
彼女は、自分の選択に強いこだわりを持つ人です。
着るもの、食べるもの、欲しいもの、すべてにこだわりがあって、その選択に妥協なし。
自分の氣が向かないことはしないし、彼女にとって的外れなアドバイスでもしようもんなら、「自分で決めていいやんっ」とピシャリ返されます。
彼女が納得出来ないおとなの都合は通用しないから、手強いなぁと感じることもあります。
そんな彼女がフリースクールに行くことにした時に私の母からは、
「自分の思う通りばかりいなかい公立に行った方がいい。このままじゃワガママ放題になる」
と言われました。
確かに。
公立の環境にいたら、なにかしらの変化があったかもしれません。
もしかしたら、公立では彼女のそんな特性が「適応出来ない困る部分」となったかもしれません。
だけど私はそんな彼女の特性を尊敬の眼差しで見ています。
こんなに一つ一つ、自分の感覚と照らし合わせて丁寧に選択出来るなんて、なんて素晴らしいんだろう。
それを修整してしまうなんてもったいない。
彼女がこのまま成長した先を見てみたい。
そんな風に思っています。
その選択をするまで頭の中であれやこれや考えて自分の感覚に落とし込んでる作業が、思考力を作っていることも分かっています。
一年生だからこれくらい出来ないと。
3年生だからこれくらい出来るだろう。
そんな尺度では測れない彼女の大切な一歩一歩。
自分で感じて、自分で選択して、自分で行動する。
そんな強さを持った彼女が大好きです。