その女、アレックス / ピエール・ルメートル | 我が家の本棚

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大好きな読書について書いてます。
お酒や音楽、趣味のバレエ、鉛筆デッサン、ナンタケットバスケット関連話も時々。




週末に洗濯機が壊れました(T_T)
海水浴へ行ったので
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タオルや水着をガシガシ洗っていたら
ピロピロピロピロ♫ガッガッガッーーッ
シーン。。。。。
脱水機能がやられたみたい
最近変な音がしてたんだよな、、、
電気屋さんに連絡しました
お盆休みと重なりませんように


で、ただいまコインランドリーにおります




本当に久しぶりで
翻訳物のミステリーを読みました

バレエのお友達Mちゃんと
本の貸し借りをしてまして
「熊嵐」を渡したら
こちらを貸してくれました
昨年売れましたよね?たしか



「その女、アレックス」
ピエール・ルメートル 著     橘明美 訳



突然男に襲われ監禁されたアレックス
男はアレックスの口を塞ぎ、縛り上げ
棺桶のような檻に入れて
地上2メートルの高さに吊るします
「おまえが死ぬのを見たい」

日に日に衰弱していくアレックス
死ぬわけにはいかない!と
男がいない間に
脱出を図りますが上手くいかず
このままネズミの餌食になって
果ててしまうのか?と思いきや


男がアレックスの前に現れなくなり
、、、



この物語、こんな過酷な描写ですが
序章にすぎません








✳︎少しネタバレあります

通報が寄せられ
誘拐された女を捜す刑事 カミーユ
誘拐犯の身元が割れ
身辺を洗っていくうちに
被害者であるはずの女には
何か事情がある、と気づきます


脱出したアレックスは
次々に残忍な殺人を繰り返し

殺人現場を捜査するごとに
女の狂気とその理由を見つけようと
奔走するカミーユ


ついにアレックスを見つけたカミーユ


彼女の犯行の動機とは?




残酷で凄惨なお話なので
面白いという表現を使うのは
いかがなものかと思いますが
いやー、ミステリーとして面白かった!
そして詳細を書いてしまうと
これから読む方の楽しみを
根こそぎ奪うことになりますので
ガマンガマン(>_<)

お話がズンズン予想外に展開し
逆転逆転大逆転

ミステリーならば
このくらい堪能させて欲しい
ただアレックスの過去が辛すぎます
カミーユの彼女に対する姿勢が
真っ直ぐで汚れていないのが救い

ミステリーがお好きな方には
オススメの作品です!


早起きしましたので
伊坂幸太郎さんの
「ゴールデン・スランバー」読了
 
ビートルズのゴールデン・スランバーを
聴きながら読みました(T_T)
感想はまた後日


今日はシンガポール在住Mちゃんが
我が家へ泊まりに来てくれます
春に会って以来♫
色々お楽しみが続く夏休みです(^-^)