ワシの爺ちゃんは特攻隊の生き残り。
19の時、爺ちゃんから戦争の話を沢山聞かせてもらった。
それがワシの戦争に対する考え方の元になっとる。

偉い人は死にません
戦争では死にません
戦争で死んじゃうのは
若者と一般市民

権力者以外誰も得をしないのが戦争。
一般市民にとって必要な戦争なんかこの世に存在せんだよね。
だで、少しでも戦争に繋がる言動や政策には反対の意を表明したい。
アメリカの言いなりになって戦争ができるように憲法の解釈を変えたこと、防衛費という名の軍事費を上げ続けとること、隣国との危機をやたらに煽ること。
これは全て戦争に直結するから今の政権は支持できん。
東京時代と比べて地方都市に住んどると政治的な発言がしにくくなったんけど、戦争に対するスタンスだけは歌を歌って生きとる人間として、はっきり言わんとだでね。

戦争をさせられとる2国があったとして、そのどっちが正義でどっちが悪だなんて事は誰にも分からんだよ。
戦争に関わった国全てが悪だと思う。

今から78年前、若者が国の命令で戦争に行かされて特攻させられたという事実は変わらん。
特攻の生き残りの爺ちゃんから直接話を聞いた肌感として特攻は美談でもなんでもない。
ただ国の間違った命令で命を奪われた若者が沢山おるという事実があるだけ。
爺ちゃんは靖国神社は好かんと言っとった。
だでワシも政治家が靖国にいくのは反対だ。

このままだといよいよ戦争に巻き込まれる。
本当にこのままでいいのかい?

ロシアとウクライナの戦争が勃発した日に作った「正義の味方」を8/15に緊急リリースする。
8/18で50になるワシの40代最後の作品。
まだまだ尖って生きていくよ。