今日見た映画は阪神大震災で生まれた希望の実話 | 今日もハッピー!日本でただひとりのシネマセラピスト 瀬川 菜月ブログ   

今日見た映画は阪神大震災で生まれた希望の実話


1 月 17 日 (月) 夜 記―――――


阪神淡路大震災から15年―――

6434名の方々が犠牲になった

阪神淡路大震災から、もう15年がたちました。



私は、ずっと大阪に暮らしていますので

阪神大震災を経験いたしました。


ただ、ありがたいことに、神戸、伊丹ほか

それほどの震災を受けていなかったように思います。

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早朝に、いままで生きていたなかで、

最もすごい大きな揺れを感じて、

びっくりして、寝室の布団から起き上がり、

まだちっちゃかった、息子たちを抱きしめ

隣のリビングにある食器棚が倒れ

ガラス扉がガッシャーンと飛び散る音を聴きました。



いったい何が起こったのか???

すぐにTVをつけましたが、理解不可能・・・

とにかく、これは地震なんだ・・・また余振があるかもしれない!


そのなかで、夫は、こんな大変な事態になるとは知らず

スーツに着替えて、会議があるからと職場に歩いて出かけました。



とにかく、余振が怖ろしくって

リビングには行かず 寝室のなかで、

子どもたちと、夫が帰宅するまで震えていたことを

昨日のことのように思い出します。

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初めは、数名の死者というマスコミ報道が

どんどんふくれあがって、

私は、食料品や水を買いに、友人のお店に行ったのですが・・

お酒やミネラルウォーターなど、すべてなぎ倒されて

友人の店の中は、まるで、海のようでした。。

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私のお知り合いのかたは

毎年 この日の同時刻に、祈りをささげる鐘の音と鳴らし

鎮魂の慰霊祭をしていらっしゃいます。

お誘いをいただきましたが・・・

私は、まだ、参加する気持ちにはなれないでおります。


なぜならば・・・


元職場の 友人の奥さまと次男(長男と同い年)が亡くなられたから・・


私は息子たちを抱きしめて(温かな体温)が感じられました。

ですが、あとで彼(友人)が私に言ったのは―――――



いくら抱きしめても冷たかったんだよ。。

昨日まで、何も考えずに 当たり前の幸せ(一緒にいることの温かさ)

それが奪われてしまったんだよ。

何の落ち度もなく、ただ突然に・・・



私は、まだ時が立っても、辛いものですから

この日は、心をこめて、鎮魂の意味を込めて

ある映画を観ることにしています。


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この「阪神大震災」の同じ時間に観る!(そう決めている)映画があるのです。

それが・・・実話ストーリィの 「ありがとう」です。

よろしければ、ぜひご覧になってくださいませ。



もう、今日はそれで これ以上 書くのをやめますね・・・

(何かと書きすぎちゃうかもしれないし、色々な想いがありすぎるから)


そんな、今日の私の、ひとりごとでした・・・

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映画 【ありがとう】 実話から誕生したストーリィ

1995年1月17日。

神戸・長田区の商店街でカメラ屋を営む古市忠夫は、
突然の激しい揺れで目を覚ました。
大地震が起こったのだ・・・

家族を避難させた忠夫は、消防団として町の人々の救助に当たった。
たくさんの人が命を落とすのを見た忠夫は、
死んでいった人たちのために、
生き残った自分たちが何かをしなくては、という使命感を抱く。

そして、街の復興のためのボランティア活動に参加すると同時に、
60歳を前に、ゴルフのプロテストを受けようと決意する。

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ありがとう [DVD]/赤井英和,田中好子,薬師丸ひろ子

¥5,040


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