クリです。

前回書いた4匹のビビリ子犬、残った1匹の男の子。
仮名:リキ


常に怯えた目をして、逃げ回り、
抱こうとすると恐怖心から失禁、脱糞し、
本気で噛みつく。
お世話になってるボランティア仲間も、バックリやられました(。>д<)イタイ…

私は牛皮の作業手袋をしていたので、
セーフ(;>_<;)

しかし、何とか人に慣れてもらわなきゃ
里子に出せない。

子犬と言えども大型犬になりそうな子犬だから、
すでにデカイ!

何とか噛みつかなくなるように、
人間の手は、怖くないよ、と安心して
もらえるように。

とにかく、時間さえあれば、話しかけ触り、
口輪をして抱き、途中で外し、
わざとに口の中に手を入れてみたり、
と、あれこれ頑張りました。



無理矢理リードを引っ張ったり、
追いかけて抱こうとしたりすれば、
噛みつくけど、それ以外ではどこを触っても
噛まなくなりました。

いつも協力してくれるボランティア仲間も、
私が仕事の間にリードに慣れる訓練も
頑張ってくれました。


皆の気持ちが、少しずつ伝わり、リキも
手からおやつを食べたり、抱かれても、表情に
少しずつ余裕が出てきたように感じました(^^)


ちょうど、その時、子犬の希望者が。
しかし、保護子犬は、リキだけ。。。

一応話してみると、
「どんな子でも良いですよ」と。

以前飼ってた犬もビビリ犬で、
半年かけて馴らして18才で看取り。

現在飼ってる子は何と!20才!

目も、耳も不自由だけど、自分で歩くし食欲も
旺盛だとか(゜ロ゜)


リキも、きっと、穏やかに長生きできるんだろうなぁ~(о´∀`о)



ビビリで、シッポも振らず、甘えることもなく、
抱こうとすると噛む。
散歩にも行けず、子犬らしさが全くないリキを

「可愛い~!こんな可愛い子を
ありがとうございます」
って迎えてくれました。

いつかきっと、リキの堂々とした姿を見れることを
願ってます。

Kさんご家族の皆様、心から感謝します。
リキ、安心して良いんだよ~!

また、会いに行くね