ふわちゃんは募集してますか?


先月、ふわちゃんにお問い合わせのメールが来た飛び出すハート

預りをしてくれてるTAMAさんと一緒に

ヤッタァー٩(ˊᗜˋ*)و

ふわちゃんが家庭犬として幸せ掴めるぞーって喜んで、面会の日程を決めなきゃねぇ〜ラブって

ワクワクしてたチュー



あまりにも酷い状態で保護した ふわちゃん




犬としての喜びを、ほぼ知らずに生きてきたであろう

ふわちゃん



TAMAさんの献身的なケアで

キレイな毛も生えてきて

無事に乳腺腫瘍摘出と、歯科処置、避妊手術を終える事ができた





いよいよ幸せ探しだねぇ〜ニコニコって言ってたところに


さっそく、お声がかかり

ホントに嬉しくてキラキラキラキラキラキラキラキラ



が。。。。

希望者さんとのやり取りを始めた頃に


ふわちゃんに異変が。。。


「なんか、ふわちゃんが、フラフラしてて

朝ごはんは食べたんだけど


夜ご飯を食べないショボーン」と、TAMAさんから連絡が。


シニアっ子は食にムラが出たり

他のシェルティーも足元がおぼつかない事もあり

ふわちゃんも、シニアだし

もしかしたら、認知症でも出てきたのかな、、、なんて話してた



その後、突然の嘔吐が始まり

吐血、、、、下血、、、、


保護してすぐの愛ちゃんと同じ様な状況になった!


保護してから診てもらってる病院はすでに閉まっていて

そして、運が悪いことに翌日は休診日えーん


もし、愛ちゃんと同じならばお腹に大量の鞭虫が再発して胃や腸を食い荒らされたことによる出血かも。。。


吐血はあったものの、ふわちゃんは意識もあり
水は飲めている

それならば、翌朝、北九州市の病院にかかって
入院させてもらい、
かかりつけの病院が開いたら転院して
治療をしてもらったらいいね、って話してた



翌日
タローちゃんのセンター引き出しもあったので
昼から仕事を休ませてもらい
 
TAMAさん宅からうちへ ふわちゃんを移動した


移動してからは吐くことはなかったが

 自力で水を飲もうとせず、注射器で少しづつ

口の横から水を流すと

その都度ゴクンと飲み込んでいた



なので、固形物は吐いて食べれなくても

液状なら飲み込めるかも、と

カロリーエースを注射器で与えてみたが

飲み込まず、、、ショボーン

そして、その後
飲み込んだ水を吐いた



ふわちゃんを保護してからずっと診てもらってる
ウィズ動物病院の院長先生には、LINEで状況を、
相談していて

その日は水曜日

休診日である今日は、他の病院に診てもらう事を伝えていた


いつも保護っ子たちがお世話になってる病院は

他に4件あるが、そのうち3件が翌日の木曜日が休診日、、、、、


ならば翌日も開院しているライト動物病院へ運ぼうと

ふわちゃんを助手席に乗せ

車を走らせた

ライト動物病院の院長である酒井先生には

骨折などの難しい手術の子の治療でお世話になっていて
私は酒井先生を信頼している


が!!!!


ライト動物病院の獣医師のシフト表を見ると

その日、木曜日は酒井先生は休みとなっていたガーンガーンガーン


他の先生には かかったことがないから
不安だった😭


が、迷ってはいられない!!!

助手席のふわちゃんの状態が

どんどん悪くなっていき


ぐったりとしてきたえーんえーんえーんえーん


「ふわちゃん!!!

どーしたの?!


ふわちゃん!しっかりして!!! 」


病院へ向かう途中、ふわちゃんの意識が

朦朧としてきた




ふわちゃん!!!




「酒井先生えーん、、、、今日は休みですよねえーん

先生が休みでも、
保護っ子を連れていく事をとりあえず伝えておこう!と思って  

酒井先生にLINEしてみた


すると、、すぐに返事が来た

「吐血した子ですか?

病院に居るから、連れてきてください!」


え?!どうして知ってるの???と不思議に思ってたら



ウィズ動物病院の西田先生が

はぴねすが、吐血と下血のあった犬を連れていくかもしれないのでお願いします!と

ふわちゃんの検査状況や
同じ繁殖屋から保護して吐血と下血のあった
愛ちゃんのことなどを

私が行くかもしれない病院全て

情報共有してくれてたえーん


ライト動物病院へ向かう途中


「あとどれくらいで到着しますか?!

エマの準備します!」と

酒井先生から連絡がきて

到着時間を知らせた


病院の真ん前の駐車場に車を停め

意識を失いつつある フワちゃんを抱き抱えて

病院へかけこんだ



すると、中から看護師が出てきて

ふわちゃんを抱きかかえて
奥の処置室へとかけこんだ


待合室の順番掲示板には

 救急患者が入ったため一時診察をストップするという
お知らせが出て


他の獣医師もみんなで
酒井先生と 一緒に ふわちゃんの対応に入ってくれた
  

待合の患者さんたちは
 
「緊急って、お宅のワンちゃん?

心配ですね😟良くなるといいですね、、、」と


待ち時間が長くなることにイライラするどころか

優しい声をかけてくれた    


その気持ちが心に沁みた




愛ちゃんも激しい吐血と下血で
意識が朦朧とした事があった
  

先生!輸血が必要なら供血犬を連れてきます!


と伝え待合室で待機した


しばらくして中に呼ばれた
  

ふわちゃんは愛ちゃんのケース(鞭虫)とは違っていて、肝機能と腎機能の数値が尋常ではなく上がっていて
  
吐血したことによる
ショック状態になっている  


心臓が潰れていて、今、膨らます処置をしているが
追いつかない、と
   
 何故、こんな事になったのか、、、

 

緊急処置から数十分たち

脈も血圧も正常値まで上がってきたので

気管挿管を抜管し、酸素室へ


まだ、予断を許さない状況ではあるが

入院させてもらい

原因を探りながら対処していくしかない


不思議なことに、あれだけの吐血があったのに

貧血もなく、血糖値も正常


意識がしっかり戻るのを待つしかない。。




12月5日に、術前検査もクリアして手術も乗り越えた

その後も元気に食欲もあった   

なのに、、、どうして、、、、と

預りのTAMAさんもパニック



どうか 元気になって、、、と祈る気持ちで一旦帰宅


その夜も状況を酒井院長がLINEで送ってくれてた





下血も酷く

そして、、大量に嘔吐もあった、と

それを誤嚥せずにすんだのは

心配して夜に駆けつけてくれた  ひびきの動物病院、

院長の太郎先生が 嘔吐に気づき

すぐに処置してくれたからだ、と



それを聞いて、もう、、、

感極まり、涙が溢れた




人間の商売道具にされボロボロになって

やっと繁殖現場から逃れられた



生まれながら心臓に奇形があり

それなのに過酷な生活を強いられてきた


やっと自由になれたのに





もう、心身共にギリギリの状態だった


その小さな儚い命を守ろうと


TAMAさんから 私への移送を  
ムーコの里親、田中さんが走ってくれて


ウィズ動物病院西田先生

私がふわちゃんを どこに連れて行っても良いように

各病院情報提供してくれてた



ライト動物病院酒井先生

休みなのに病院で待機してくれてて

エマ(緊急)の準備を整え

到着したと同時に
ふわちゃんを看護師が急いで運び込み

他のドクターも、看護師も、みんなで一斉に

ふわちゃんを助けようと一生懸命に対応してくれた




私がはぴねす結成前からずっとお世話になってる

ひびきの病院太郎先生が、夜遅くに心配して

駆けつけてくれた



入院中のふわちゃんの様子を

動画などで教えてくれる酒井先生




そのLINEは夜中遅いこともあり

先生、いったい何時まで仕事してるの?!と
心配になるほど、、、



仕事で面会時間に間に合わず

中々行けない私に



意識が戻ったというLINEも


今日は少し食べれたよ、というLINEも

ほんとに有難くて



感謝しかありませんぐすん


たくさんの優しさが、ほんとに

ありがたいキラキラ


意識もしっかり戻り

立ち上がったりも出来るようになったのに

まったくご飯を食べようとしない ふわちゃん


希望者さんには、ふわちゃんの急変と入院を伝えていて


ふわちゃんが、ご飯食べれるようになって
元気になるのを待ってるよ〜って

メールくれたぐすん




ふわちゃん


あなたが繁殖犬として使われていなかったら

もしかしたら


愛されて生きる家庭犬としての生活が

当たり前にあったのかもしれない


その愛される穏やかな日々が

経験したことの無いたくさん喜びが

やっと手に入るところなのに


ふわちゃん


どうか



元気になって



おうちに帰ろうよ




12月28日より緊急入院している ふわちゃん

現在も入院治療中


自分では食べれない


愛ちゃんが2回の輸血と長期入院で元気になったから

ふわちゃんもきっと  元気に帰ってきてくれると

信じてる


待ってくれてる家族がいる


ふわちゃん

美味しいもの、まだまだ たくさんあるから



食べようよ。。。



ふわちゃんの入院治療中に


同じ繁殖屋から 
チームさくらのリナさんが保護した親子のシェルティーの子犬が
かなり状態が酷くて死にかけている!!!と
LINEが入り。。。


緊急で病院に運んだが
そこでは、入院が出来ないと言われたそうで


すぐに、ふわちゃん入院中の酒井先生に診てもらえないか、お願いしたえーん

時間外になるのに、酒井先生は

「連れてきていいよ!」と受け入れてくれたえーん

熊本から北九州への搬送に、
リナさんと、現地ボラの小宮さんが協力してくれた


そして、夜9:30  病院に到着





病院のスタッフさんはみんな帰ってる時間なのに

緊急で瀕死の子犬が搬送されてくると知り

看護師のスタッフが残って待っててくれたぐすん






グッタリしていて

意識が薄い


天真爛漫なはずの小さな子犬が


ここまで激ヤセして、、、、




こうなるまで


どれだけ苦しかったか、、、、

繁殖屋は、この子を売り物にする予定だった


売り物に、、、、、




これが



人間が金儲けの為に作り出した犠牲とされた命



怒りが抑えきれない!!!!!



先生は、夜中も  つきっきりで治療してくれた


小さくてか弱く生きるこの子に

幸(さち)と名前を付けて呼んでくれた



2日後に


先生のそばで


この子は息を引き取った


助けられなかったことが


どれだけ、悔しかったか、、、、、


どれだけ、虚しかったか、、、、


溢れて止まらない怒り

悲しみ


どこにぶつければいいのか

分からない



この子だけでは無い


こんな犠牲が全国あちこちである



ペットショップでの安易な売買を日本も早く

禁止すべきだ!!!!



物言えぬ小さな命を食い物にする人間たち


いつまで


こんなことを許し続けるのか



助けたいと  奔走してる



全てにおいて

余裕なんてない



ただ、、ただ、、、

助けたい


その思いで   必死で手を伸ばしてる

掴んでも掴んでも


救えない命が溢れていて


自分の力の無さに 何もかもが嫌になる



どうか

どうか


たくさんの人に知って欲しい


生きる事の意味は

人間だけにあるのではないと。。




ただ生きたいと願う事を許されるのは


人間だけではないのだと言うことを。。