私たち  はぴねすメンバーは

会社でも組織でもなく

メンバー個々の家庭事情、仕事時間、保護出来る環境を、調整しながら

自分たちに出来る最大限のキャパ(時間・場所・労力・自己資金)を使って

1匹でも救いたい想いで動いています


その想いに賛同してくれて

 手を差し伸べてくださっているのが

応援、ご支援してくださる方々

保護っ子を迎えてくださる里親様

行政

動物病院の先生やスタッフさん達

(それ以外にも会社の同僚、地域の方々など)

私たちの保護スタンスが

命の危険性がある子、命の期限が迫っている子

を、最優先していることから

状態の酷い子を保護することが多い


まだ、私がはぴねす結成前に1人でやっていた頃は

全ての資金を作るために

フルタイムの仕事の他にバイトもして

手術代や治療費、他、保護していく為の費用を
捻出する為に

個人的にかけていた貯蓄保険も解約し

子供の学資保険も解約した


私が元気で働いてさえいれば
また、いつか貯蓄保険は掛けれる、それより
目の前の命を何とか助けたい!!!
その思いが強かったから、、、
(※今は私がもしもの時には、犬たちが路頭に迷わないように保険をかけてます)


個人でボランティアをやってた仲間や、里親さんで

同じ価値観、同じ方向性で動ける数人と

はぴねすを立ち上げた


少しづつ、行政との信頼関係も出来ていき

応援、支援してくださる方々も増えてきて

保護できる頭数も増えて行った



10数年前、私の住んでる地域の動物病院は、

保護活動には理解が薄く

保護してすぐのボロボロの子を連れていくと

汚い、臭い、と病院の中にも入れて貰えないこともあり
悔しい思いをたくさんした

それ以来、その病院には
いかない


1匹に対して
とことん医療費もサプリも大金かけて治療する人も居ると思うし、

それは個人の考え方だから、それはそれで良いと思う

ただ、
私はそこまで出来ない


根本的に完治の出来ない病気に対しては

その命が、寿命を全うできる時間に

痛みや苦痛が伴わないよう

それをできる限り取り除き

穏やかに過ごせるようにしてあげたい


延命のための高額すぎる治療などはやらない

その命に出来ることをその時々で獣医師と話し合い

やれるだけのことをやる


それは決して、保護っ子の命を軽視しているわけではなく

命の重さを理解しているし、尊重している

だから
私は保護犬もうちの子に対しても

治療の方向性は同じだ



たくさんの人に支えられての活動


間違うこともあると思う


皆さんの想いと違うことをやってるかもしれない


私たちは飼育のプロでもないし
活動は仕事ではなくボランティアであり


この活動を続けていけるのは

皆さんからの協力があってこそだと感謝している


動物病院のスタッフさんや先生においても

私は、絶対的な信頼をおいている


本日、お世話になっている病院に

みやちゃんが亡くなったことについて

苦情の電話があったと病院から聞いた



その病院は、みやちゃんの かかりつけではなかったので、

言われてる意味が分からなかったようで

私に確認の電話があった



きっと病院へ電話した方は

みやちゃんの死を悲しんでくれて、悔しくてたまらなかったのだと 思う


それは、私達も、病院スタッフも、
みやちゃんに関わってくれた方々、みんな同じです



みやちゃんが保健所に収容された時
既に大きすぎる乳ガンは自壊してグチャグチャで

保健所の職員も、このままだと死んでしまうかもしれない!と

オーナー宅まで運んでくれた



血と膿の すごい臭いと汚れた状態でも

病院は嫌な顔1つせず

治療してくれた


すでに、リンパ節への転移の可能性は高く

他の臓器への転移も考えられた



自壊した乳癌を切除しても

余命は短いことは分かっていた




それでも手術をしたのは

グチャグチャの乳癌の壮絶な痛みに
水さえも飲めなくなり、
体を抱え込み小刻みに震えてる姿に

なんとか、この痛みを取り除きたい!!!と
私が強く思ったから。。。





完治しないのは分かっていたし

延命するためだけの手術ではなかった


もちろん、術前の検査などは全てやって
その上で手術をしてもらった


みやちゃんの突然の訃報は みんなショックだった

もちろん、みやちゃんを診てもらってた病院のスタッフさんもショックを受けていた


でも、、、、

救いは

術後すぐから、
表情も明るくなり


ご飯も食べれるようになり

甘えたり、走ったりも  できるようになったこと





骨転移により

下半身に麻痺は出たけど

亡くなる直前まで

ほんの少しでも食べれていたこと






もしかしたら、保健所からの引き出しが遅れていたら

感染症が悪化し

一人ぼっちで犬舎で亡くなっていたかもしれない


 
早急な手術が出来なかったら

壮絶な痛みで食べれず

自壊した腫瘍からの出血による貧血も進み

数日も生きられなかったかもしれない



数日間生きてても、ただ、

激痛に耐え忍び震えるだけの日々だっただろう


みやちゃんの手術をしてくれたからこそ

穏やかに過ごせる時間ができた


治療費も
フカフカのベッドも
ご飯も
おやつも

たくさんの方々に支えてもらって
2ヶ月を生きることができた


だから私は みやちゃんに関わってくれた全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです



責めるべきは  みやちゃんを
無惨な姿にして、遺棄した飼い主


勤務時間外にも
心配してずっと傍にいてくれたり

飼い主がいる子でも、保護っ子でも 関係なく

同じ1つの命として

全力で向き合ってくれてる病院のスタッフさんたちが

責められるのは、全く違う




どうか  お願いします


いろんな感情はあると思うし

いろんな考え方があって当然だと思います

でも

亡くなってしまった子のことについて


病院に電話して苦情を言うことは

どうか、しないで下さい


とても悲しい気持ちになります


何か言いたい事などあれば

はぴねすのメールアドレスか⬇⬇⬇


happiness_rescue@yahoo.co.jp



問い合わせフォームへご連絡ください
⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇




私、クリ(中村)が、必ず返信します


ただ
みやちゃんのことを

心から悔やみ、悲しんでくれた気持ちは

しっかりと受け取りました


これからも、私たちは

大きなことは出来ないけれど

ブレない信念を持ち

信頼できる仲間と みんなで

命に真っ直ぐに

向き合っていきます


どうか
よろしくお願いします
       



                               はぴねす   クリ