​メンタルケアの大切さ

女性は感情で生きてるとか

言われますが

感情って悪いものなのでしょうか。









 

​感情を抑えつけられと

ストレスが溜まります。

男尊女卑の傾向がまだ残る日本では

若い世代はかなり男女の役割の中立化、

性の平等などが浸透し始めてるようです。

(男らしさとか女性らしさを強く求めるとセクハラになりうるので)


私は特に学生時代、

「女のくせに」

「可愛げがない」

「女は黙ってろ」

「愛嬌がない」

などなど、女性だからと蔑み侮辱を受け

屈辱的な日々を過ごしてきました。



私の家は母も強かったけれど

母は父を立てる人だったので

良き妻だったと思います。


ただ、男女の役割がはっきりとしていて

母は自営業の傍ら家事をひとりでこなしていました。

食事は自営の飲食店の影響で各々が自分で摂れる時にというシステムが作られてましたが

洗濯、掃除、その他は母がこなしていました。


母の至れり尽くせりが日常だった父は

母が亡くなってからその役割を私に当然のごとく

まわしてきました。


私も母を見て育って、それが当たり前であり

母が亡くなった時に既に2人の子供(0歳、2歳)がおり娘、妻、母親、父の妻代わりの役目を担っていました。


負担が増えて、てんてこ舞いの日々で何が何だか

わからない怒涛の時間を過ごしていました。


自分の事は後回し、何かを考える時間もなく

何のために毎日過ごしてるのかなど考えたこともなかったです。


この目まぐるしい生活にブレーキがかかったのは

父が交通事故に遭った日からでした。

母が亡くなってから5年後くらいでした。


母が亡くなった時に次いで

メンタルがボロボロになりました。


母を喪ってしばらくの間、まるで時間が止まってるかのごとく心が何も感じず生きて心地がしませんでした。


娘が2歳、お腹には息子が居たので

あの世へ行きたいという望みは断念しましたが

生きてる意味がわからなくて恐ろしいほどの孤独感と不安に毎日襲われていました。


そして、父が交通事故に遭って

もしかしたら今度は父を喪うのかもしれない...

そんな恐怖と不安から毎日ビクビク過ごしていました。


当時はまだ元夫がいましたが

私の恐怖と不安など気にも留めてくれず

変わらぬ日常を送っていました。


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​壊れかけていた心

今、思い返すと

私の心は壊れかけていたのだと思います。


7月に父を喪ってから、まだまだ心の整理はついていませんが母を喪った時よりは日常生活を送れています。


母の時は母が亡くなる時よりも亡くなってからのダメージが酷くて、夜も眠れずに

「これから私はどうやって生きていったら良いのだろう」とただただ孤独感と不安に襲われていました。


元夫、父、子供たちが目の前にいても

いつも孤独で怖くて不安でした。


でも、その後20数年も経過して

私自身のメンタルはもちろん鍛えられ強くはなりましたが


今回の父との別れでは

母の時と違って指折り数えるように

別れの日が近づいてることがありありと分かったので訪問看護師さんや、医師の話しが

チクリチクリと私の心を刺していき


「亡くなってからが大変だから、今のうちに...」

とか

「延命はどうされますか」

「容態が悪化したら、病院へ行きますか?それともお家で過ごされますか」

など

毎日のように聞かれて

目の前にはまだ父が呼吸をして生きてるのに

絶望感を味わわされて辛かったです。


看護師さんからしたら

沢山の人のお別れに立ち会ったり

経験されてるので


沢山のお別れの中の

ひとつに過ぎません。


でも私にとっては


長年一緒に生活してきた

大切な父親 なのです。


その父との永遠の別れを間近に控えて


医療知識もない、

お別れの経験も身近では一度しかない


そんな私に

「どうしますか?どうしますか?」は

拷問に近かったです。


看護師さん、医師は

容態を診てこうなる、あぁなるとの予測がつきます。だから、そうなった時はどうする?と判断を確認してるのでしょうが


私にはどうなるのか、わからないんです。

ただただ怖くて決められないんです。



ずっと一緒に生活してきた父が

この世から居なくなってしまうという現実を受け入れられなかったんです。

怖いんです...




怖くて哀しくて信じたくなくて....


父が息を引き取る数日前に

医師、医師の助手の方、看護師さん(2人)、ケアマネさんの5人に囲まれながら

余命宣告を受けて、最期の選択を迫られました。



 

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​父の希望かわからない

父とは、最期をどうしたいかなど

話した事はありませんでした。


でも、入院する度に

「早く家に帰りたい」

「家に帰るためにリハビリ頑張る」

そう言っていたので

自分の家が良いだろうな...と

私は受け取りました。


父との別れの後、夜に1人になると

とてつもない寂しさに襲われて毎晩泣いてました。


1人になると孤独感に襲われて

恐怖です。


良くも悪くもアクシデント続きで

忙しなく過ごしていましたが

やはり、心にポッカリ穴が空いてるみたいです。


心が癒えるまでには時間が必要でしょうが

深い哀しみに遭った時

どうしたら良いのか。


日本は遅れてるなぁ...としみじみ感じました。


この哀しみに寄り添ってくれる人

深い哀しみを理解してくれる人

別れの辛さ、哀しみ、苦しみを

共感してくれる人


ほんと少ないですね....。