「ご縁とは...」続きです。
初めてアルバイトした
コンビニ🏪でしたが
店長さんのお母様と折り合いが悪く
他のコンビニへ移り
働き始めました。
前のコンビニは
ご家族経営でしたので
店長さんとパートさんとのいざこざは
さほど目立ちませんでした。
新しい勤めたコンビニの店長さんは
雇われ店長さんで
パートさんに頻繁に陰口を言われていて
ちょっぴり気の毒でした。
(パートさんA)
「店長は高いお給料貰ってるのにしっかり休み取っていいご身分よね。私達なんて安い時給で人手不足だと引っ張り出されるのに」
クレームがあったりすると
それはそれは荒れてました。
「店長が対応しなきゃいけないのに、何で居ないのかしら」
責任者というのは
ほんと大変だなと学生ながらに感じました
新しいコンビニで働き始めて数ヶ月が経過した
とある日のことでした。
レジに居ると前のコンビニの店長が来店したんです。
「いらっしゃいませ〜
あっ!」
「あれっ!?なんか似てるなと思ったら
うさぎさんじゃないの!うちを辞めたと思ったらここに居たのかぁ!!何で辞めちゃったの!!」
実は店長には理由をお伝えせずに
急に退職していたので怒られるかと思いきや
「うさぎさん居なくなっちゃって夜やってくれる人が居ないから困っちゃってさぁ!」
ちょっと胸が痛みました
でも、本当の理由は話せないので
「日曜日にフルタイムで働きたいのに入れなかったんで〜すみません」
誤魔化しちゃいました。
「なんだ、そんな理由なの?相談してくれたら良かったのに。いつでも戻ってきていいからね」
さらに胸が痛みましたが
戻ることは出来ませんでした
せっかくのご縁を申し訳なかったなぁと
大学を卒業してからもしみじみ感じてました。