ある日の午後、
買い物の帰りに運転していて、
Uターンをしようと思い
車を止めたら
コンクリートの道端に
おじいさんが仰向けに倒れているではないか!しかも動かないし
Jと顔を見合わせ、
"いや、どう見てもおかしいよね?"
車を止め、
"落ち着け落ち着け、ファーストエイドや!BLSや!CPRや!"と心の中で深呼吸をし、
おじいさんのところに駆け寄った。
反応を確かめると
幸い、反応はあり、息もしていて、脈も取れる
でも!どこにいるかわかるか?
どうしたのか?
どこに住んでいるのか?
と聞いても返事がおぼつかない。
杖は近くにあるし、
弾性ストッキングは履いてるし、
しかも、後頭部から微量の出血。
すぐに000をダイヤルし、
そのままJに渡し電話連絡は任せて←
とりあえずそこで自分ができることを考えた。
脈はまだあるか?
瞳孔の状態は?
簡単な指示動作はできるか?
混乱してるので声かけて安心させ←OETで練習した、reassure(安心させる)英会話もこんなところで役に立ち
野次馬が次々と現れ、
どうやらこのおじいさんは
自分の家の目の前の階段でこけたっぽい。
そうこうしてるとすぐにParamedics 救急隊がきて彼らのルーチンをこなす。
彼らが来る前に私がしたこととほぼ同じ。
やっとこさみんなでおじいさんをストレッチャーにのせ、救急車に乗せた。
その時、おじいさんはちょっとクリアになってきていて、
おじいさんに、"もしかして、パブ帰り?"
と聞いたら
"そうだよ"と。
どうりで。
おじいさんのきていたTシャツは
白地に、緑の三つ葉のクローバー☘の柄と
緑の文字で
Ireland
と書かれていた。
その日は
St Patrick day。だったことに気づき
救急隊員たちも
"今日は酔っ払い関係の人ばかり運んでいるよ、、、"と言っていた。
世界が緑色に染まり、酔っ払いが多くなるイベント。
ひょんなことで緊急事態に出くわしても良いように自分のBLSスキルはアップデートしておかないとですね!