『銀河ヒッチハイクガイド』
前に投稿した映画感想なんだけど、
今回見直して【新たな発見】があったので
過去記事引っ込めて再投稿。
『生命、宇宙、すべての答え』をGoogle検索すると、出てくる答えは
『42』。
これは、この映画に出てくるスーパーコンピューターが750万年かけて答えを導き出したのに対抗し、
「750万年??俺たちだったら一瞬だよ~♪」
ってGoogleスタッフが仕掛けたイタズラらしい。
水族館のイルカショーみたことある?
イルカは人間よりも賢くてね、
宇宙バイパス建造のために地球が爆破されることも知っててね、
ジャンプや輪くぐりで人間に「逃げろ」って警告してたんだよ。
だけど人間はぜんぜん気づかないから
とうとう見限って
「さようなら。さかなをたくさんくれてありがとう。」
って挨拶して プールを飛び出して
宇宙に脱出しちゃったの。
シュールだ。
これからはイルカショーはガン見だ。
って…あれ?
ワトソン???((((;゚Д゚)))))))
↑
ここ発見(`_´)ゞ
『ミツバチのささやき』
監督 ビクトル・エリセ
1973年 スペイン公開
1985年 日本公開
製作国 スペイン
学生時、空き時間をみつけては映画館に駆けつけ、なんどもなんども観た思い出の映画。
当時は、映像の美しさ、こどもたちのかわいらしさ、ミステリアスな家族関係に魅了されたの。
沈黙や、光と闇の対比がとても美しかった。
舞台は スペイン内戦直後である1940年のカスティーリャの小さな村。
内戦による荒廃が生活を呑み込み、その中で慎ましく生きる人々。
ミツバチの生態。受取人がわからない手紙。こどもらしい嘘。モンスターに心を奪われ現実から離れていく少女。
内戦後のフランコ政権下では、政権批判に対する検閲が厳しかった。製作側は《象徴化》という手法で検閲をくぐり抜けた。
映画のなかに散りばめられたモチーフは、
国土の荒廃をもたらした内戦とその後の独裁政権に対する批判を秘めている。
このようなことを知ったからまた見直した。
映像は美しいだけでなく、
ミステリーは深くはなく、
むかしの印象よりずっとわかりやすいように思えた。