20代の頃東南アジアを旅行するのが一番の楽しみだった。
そして今のバンコク暮らしになっているのだけど。。
 
その頃、旅行人とかあと月刊か何かの旅行雑誌を見るの
がとても楽しみだった。
 
そんな中でバラナシに行きたいと思っていたのだけど
タイに移り住んでから近隣諸国には簡単に行けるし、
すっかりバラナシのことは忘れていた。
 
昨年あるWSでお話しした起業家の方が、毎年バラナシ
に行って自分を見つめ直す的なことを言っていて、
ふと、20代の頃行きたいと思っていたのにすっかり
忘れていたな、行ってみようかな、と思ったのだった。
 
調べてみるとバンコクからバラナシはINDIGOエアで直航便もあり、
2時間50分。7000B
ビザはネットで25ドル、5年マルチプルを取った。
 
そして到着したバラナシの空港。

ホテルにプックアップを頼み、1100ルピーで迎えに

きてもらった。

バラナシはヒンズー教の聖地。

なくなったらここで火葬してもらうのが人々の望みだ

という。

タクシーの中から早速バンの屋根にくくりつけられている

きらびやかな布で包んだものがご遺体なのだと気づく。。

 

アッシーガートのすぐ近くにあるpalace on Ganges

 というホテル。ここはとても良かった。

 

 

古いたてものが素敵で、綺麗。

 

お部屋。

 

バスルーム。お湯も出ました。

 

 

屋上のレストランへ。

バラナシで最初に食べたチキンカレーとナン。

このホテルは食事もとても美味しかった。

 

 

早速ガンジス川へ。

 

色々な動物達に出会った。

 

子犬もそこらじゅうにいて。

 

牛もたくさんいた。

 

川沿いをずっとぶらぶら歩きながら火葬場も通った。

組んだ薪の中に遺体があるのだろうな。。と思って

見ていたら、、人の足が普通に出ているのが見えた。

担架のようなものに乗せられた布に包まれた遺体が

運ばれてくるとガンジス川に浸していた。

小さな男の子が遺体の顔に川の水を手ですくっては

かけているのが見えた。

 

不思議だったのは、その火葬場には牛や犬やヤギが

集まり、時折追い払われていた。

火葬場以外では牛や犬やヤギは特に一箇所に集まっている

ようでもなく、人の最後に動物達が集まって見送っている、

お祝いしている、私にはそんな風に見えた。

 

川沿いには古い建物が並び、なんとも言えない雰囲気。

私はアラジン実写版の映画の世界を思い出した。

 

一番賑やかなメインのダシャーシュワメードガートまで来た。

 

 

階段を登り、通りに出る。

道に座っている人は物乞いの人たち。

 

 

こんな世界

 
1日目、バラナシの街を歩きまず思ったのは、
日本が衰退しているとか、これからが心配だとか、
日本の貧困がとか、よくそういうことを耳にするけど・・
日本は安全で衛生もよくて、とても素晴らしい。
それって日本人にとって当たり前になってるかもだけど、
それが当たり前じゃない国も沢山あるんだ。
そんな日本を作ってくれた先人の人たちに本当に感謝したい。
今もうすでにある素晴らしいものにもっと目を向けて、
もっと感謝して、そして足るを知るをもう一度思い出して行きたい
ものだ、、次から次へともっともっととなるのは仕方ないかもだけど、
今あるものにもっと目を向けて、より良い生き方ができる社会になった
らいいんだろうな。。そんなことを考えていました。